選挙ドットコムは7月10日に投開票が行われる参院選に関連して、YouTubeにて「各党キーパーソンとライブチャット」企画を実施しています。
7月5日に実施された第7回のキーパーソンはNHK党・立花孝志党首。MC鈴木とゲスト千葉佳織さん、選挙ドットコムTwitterの質問箱、そして生放送中のチャット欄から質問を立花氏にぶつけました!
気になる質問と回答の一部をこちらで公開いたします。
NHK党・立花孝志党首(以下、立花氏):
ガーシーは、50万票くらい獲得すると思います。
僕の読みでは、NHK党の票はガーシーも全部入れて150万票くらいです。
立花氏:
僕は、本当に困っている人を助けたいだけです。
僕が選挙中に一番やっている仕事は生活保護受給者の電話を一つ一つ聞いていくことで、政治家はそこを大事にしないと駄目。セーフティーネットを守らないと国が荒れちゃうので、「生活保護受給者を大事にする」というのを僕の個人的なスローガンにしています。
もちろん年金生活者も厳しいので、そういう人達の声をしっかりと党の幹部が聞いています。
街宣は、ほとんどやっていません。
立花氏:
多くの人は参政党さんやれいわさんと思うかもしれませんが、他の政党さんとは異次元なことをしていますので……。
他の政党は電話しますが、うちは電話がかかってきます。他の政党は選挙でお金を使いますが、うちは選挙でお金を儲けるのですよ。
例えばヒカル君などのYouTuberが、「ガーシーに1票入れてください」とYouTubeで言うとYouTubeの広告が入ってくるのです。
「選挙ブースト」と言うのですが、今僕とYouTubeに出ると、例えばホリエモンとかは100万回まわります。
他の人もまわるから、「立花とコラボすると儲かる」という感じで、いろいろなYouTuberがコラボをお願いしてくるのです。つまり、やればやるほど儲かる。
立花氏:
もちろんそうです。
選挙が一番お金がかからないというか、効率よく広報できるのですよ。
選挙運動と政治活動は全く違って、選挙運動は公費が入ってくるので、そのお金を使って政見放送とかを作ってYouTubeで盛り上げていくわけです。
だから、選挙はお金を使っているように見えて、政見放送で300万円とか返ってくるので候補者を出さないと損なのです。
もちろん政党助成金で跳ね返ってくるので、いっぱい出したほうが経済的には得なのですよ。
立花氏:
20億円くらい入ってくる予定なので、6年間で見たら黒字です。
供託金も入れて5億円も使っていないので……。
その儲かったお金でNHKの被害者を救済するわけです。
今回、供託金は全部党が持ち出していますが、これから選挙に挑戦したい人達、お金のない人達がM-1グランプリと同じようにコンテスト化していくわけです。
例えば、ヒカル君の支持者がヒカル君のチャンネルで政治家になりたい人を募集する。
ヒカル君が立候補しますけれど、ヒカル君が獲った席はヒカル君がすぐ辞めれば2番目の人が繰り上がります。
だから、予備選とかで盛り上げていくのですよね。もちろん、ホリエモンもそれをするし……。
立花氏:
国家を動かすための政治家は、それくらい大局観と長期的なビジョンがないと駄目ですよ。
「目先の選挙に勝とう」とか言っていたら駄目ですから。
立花氏:
僕は、「弱者を守りたい」とか「国の安全を守りたい」と本当に思っているのです。それは基本中の基本なのですよね。
もちろんお金にクリーンであることも大事です。僕のことを変な人とか怖い人と思っている人と話すと、すぐにギャップが分かります。
立花氏:
「NHKだけをぶっ壊すことは出来ない」ということが、よく分かりました。
「腐った権力者」と僕は言っているのですけれど、腐った権力者が政治の世界にも経済界にも裁判所にもいるので、これは総合政策を掲げないと駄目だということ。
もちろん、憲法9条の段階では国民の生命・財産を守れないのは当たり前のことで「核兵器を持つ」とハッキリ言っています。他の党があまり言いたくないことをハッキリ言ったほうが良いだろうと。
同じ部分もあるのでしょうが、他の政党との違いを明確に打ち出していこうということで……。
立花氏:
「生活保護者を守る」ということです。
年金生活者もそうですけれど、本当に弱者に寄り添います。
生活保護者と話していると「食べ物が腐っちゃうから、冷蔵庫が壊れると一番困る」と言うわけですよ。中古の1〜2万円の冷蔵庫を買うのも大変だし運ぶのも大変。
こういうのも、ネットの力を使って「生活保護の人に冷蔵庫を持って行ける人は近くにいませんか?」みたいな……。
この夏、電気代が上がって物価も上がっているので、電気代を払えない人もいっぱいいるのですよ。そういう人達には、お金を貸していこうと思っています。電気代や水道代の納付書を送ってもらって払ってしまう。そういうサービスもしていこうと思います。
そうでないと、この急な物価高で生活できない人がいっぱいいます。年金生活者や生活保護者は6〜7万円とかの受給で、しかも歳を重ねるほど支給額が減るのです。
そのような声をたくさん拾っているので、我々は政治の基本中の基本にかえって弱者を救済していく。
コールセンターでしっかり声を聞いて、聞くだけじゃなくてすぐに実行する。
今回の選挙はどうでも良いのですけれど、この先どうしていくのかということで言えば、弱者をしっかり守っていくことが一番大事なところです。
立花氏:
他の政党は、YouTube広告を打ったり2連ポスター作ったり新聞広告を入れたりと、選挙の時に無駄な宣伝費を使うわけです。それは国民にとって何のメリットもありません。
我々はYouTubeやSNSでそれが出来る訳ですから、余ったお金を弱者のために直接給付していく。
もちろん公職選挙法に引っ掛からないように、僕は2度と選挙には出ません。僕が出ると、事前事後も含めて買収になるので……。
でも、国政政党の党首として、困っている人に政党としてお金を貸し付ける、直接お話をお伺いしていく。生活に困っている人は、本当にたくさんいるのです。
立花氏:
ないです。NHK党は、すごく覚えてもらいやすい。名前を変えて云々というのはよく言われるのですが、そもそもNHK党は総務省が認めなかったのです。
「NHKを応援していると誤解されるから、NHKをどうしたいのかを入れてくれ」というのが総務省の最初のお願いだったのですよ。
そのあとに民主党や自民党に変えるとかいろいろやったのですが、裁判をするなかで総務省が「NHKにしても良いですよ」と言い出したのです。
「それならNHK党にしますよ?略称NHKで良いですか?」となってOKが出たので、紆余曲折があってNHK党にしました。
NHKはみんな知っているので、おじいちゃん・おばあちゃんや子どもも覚えやすいのです。この名前を取ってしまったら、離すわけないじゃないですか。
弱者を救済するのが本来のNHKの仕事であって、NHKがやらないからNHK党がやろうとしているだけです。
おじいちゃん・おばあちゃんは特に、NHKには良いイメージしかない。
だから、NHKの精神に則って「NHK党は福祉を大事にしていますよ」ということで十分なので、NHK党のままで良いと思っています。
立花氏:
「いくらガーシーが真実を訴えても、詐欺師YouTuberの話は聞かないでしょ」「詐欺師YouTuberが国会議員YouTuberになったら、みんな話を聞きますから」と……。
多くの人は、中身を精査せずに「言っている人は誰か」となるので、詐欺をした暴露系YouTuberよりも現役の国会議員YouTuberが暴露したほうが社会的な影響力は増します。
だから「出ましょう」と言いました。
立花氏:
僕は、これまで「悪い人」というイメージを植え付けるしかなかったのですよ。そうでないと目立たないから。
でも、特に弱者を救済したり税金の無駄遣いをやめたりすることに関しては、一番自信があります。そうでないと、NHKを辞めていない。
これから「立花は悪い」と思ってネットで検索する人が、調べれば調べるほど「立花やNHK党は真っ当だ」と気付いてくれることは確信しています。
なので、次の衆議院選挙や参議院選挙を目指して今回は1議席で良いと思っています。
立花氏:
理想と言えば理想ですが、このような活動はしんどいので辞めたいです。
(投票率が)2%を切ったら、国民からいらないと言われたらキッパリ辞めます。
僕は別に政治家をしたいわけではなくて、僕がやらなきゃ仕方ないのでやっているだけです。
ただ、凄く能力は高いし弱者に対して優しい気持ちで接する自信もある。
人から感謝されるのが凄く好きなので、「ありがとう」と言われるのが一番嬉しいです。そういう意味では、凄く楽しい人生を送らせてもらっている。
今日も多くの支援者に残っていただいていることが嬉しいし、そういう意味ではありがたい幸せな人生を送らせてもらっています。
立花氏:
今回は、ガーシーが立候補して本当に日本を変える選挙だと思います。
これまでの腐り切った政治とテレビ局といわゆる大金持ちと芸能界、この点が線で結ばれていることが明らかになりました。
今回の選挙で多くの国民にガーシーを選んでいただくことによって、悪いことをしている人が政治の世界に入ってこられなくなります。
もちろんお金持ちもそうですが、全部バラされてしまいます。
だから、クリーンな人しか有名になれないというか、政治の世界に入ってこられないようにする。
ガーシーと書いていただくことは、歴史に残る投票になると思います。
子どもや孫に自慢できる1票になって、そのガーシーと書いた投票用紙をスマホで撮ってTwitterで呟くと。そこにいいねを押していく。
将来的にもその投票が残るので、革命に参加した1人として、日本国民の主権者として誇りを持てる1票を投じられる選挙だと思っています。
動画本編のアーカイブはこちらからご覧いただけます!
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします