2017年10月22日に投開票が行われる第48回衆議院議員選挙において、立憲民主党東京都第18区選挙区の公認内定候補者となっている菅直人氏の経歴を見てみましょう。
菅直人氏は1946年10月10日、山口県宇部市の生まれで現在70歳です。宇部市立神原小学校、宇部市立琴芝小学校、宇部市立神原中学校、山口県立宇部高等学校、東京都立小山台高等学校を卒業後、東京工業大学に進学します。在学中は学生運動に参加。1970年に東京工業大学理学部応用物理学科を卒業。卒業後は小田島特許事務所に就職します。1971年には弁理士試験に合格。1974年には独立開業し、その後菅・高橋特許法律事務所を設立します。
菅氏は1971年の参議院選挙で落選した市川房枝氏を担ぎ出し、1974年の参議院選挙では選挙事務長を務め当選させます。1976年の第34回衆議院議員総選挙では、旧東京7区から無所属で出馬するも落選。1977年の第11回参議院議員総選挙では、東京都選挙区から出馬するも落選します。1979年の第35回衆議院議員総選挙では、東京7区から社民連公認候補として出馬するも落選。そして1980年の第36回衆議院議員総選挙では、トップで初当選を果たします。
1983年の第37回衆議院議員総選挙で2期目の当選。1985年には社会民主連合副書記長兼政策委員長に就任します。1986年の第38回衆議院議員総選挙では3期目の当選。1990年の第39回衆議院議員総選挙では4期目、1993年の第40回衆議院議員総選挙では5期目の当選を果たします。衆議院外務委員長を経て、1994年に新党さきがけに入党。1996年の第1次橋本内閣では厚生大臣として初入閣し、薬害エイズ問題を究明しました。
1996年には旧民主党の旗揚げに参加。鳩山由紀夫氏とともに代表に就任します。1996年の第41回衆議院議員総選挙では、東京都第18区選挙区より出馬し6期目の当選をします。2000年には民主党幹事長に就任。同年の第42回衆議院議員総選挙では7期目の当選を果たします。2003年の第43回衆議院議員総選挙では小選挙区のみで出馬し、得票数139,195票を得て8期目の当選。2005年の第44回衆議院議員総選挙では、得票数126,716票を得て9期目の当選。2009年の第45回衆議院議員総選挙では、得票数163,446票を得て10期目の当選を果たします。
2009年には民主党が大勝し、政権交代が実現。鳩山内閣では、副総理・国家戦略担当・内閣府特命担当大臣(経済財政政策・科学技術政策)に就任します。2010年には副総理・財務大臣・内閣府特命担当大臣(経済財政政策)に就任。鳩山氏の退陣に伴い、第94代内閣総理大臣に就任します。菅改造内閣発足後の2011年には、東日本大震災が勃発。震災対応と福島第一原子力発電所事故対応を指揮しました。
2012年の第46回衆議院議員総選挙では、得票数73,942票を得るも小選挙区で敗退。比例東京ブロックで11期目の復活当選。2014年の第47回衆議院議員総選挙では、得票数89,877票を得るも小選挙区で敗退。比例東京ブロックで12期目の復活当選を果たしました。2017年に民進党から立憲民主党に合流し、第48回衆議院議員選挙に出馬する予定です。
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします
My選挙
あなたの選挙区はどこですか? 会員登録をしてもっと楽しく、便利に。
話題のキーワード