2015年に予定されている選挙の中で、都市部で行われる大型選挙として注目されているのが、8月9日に投開票を迎える埼玉県知事選挙です。
埼玉知事選といえば、前回2011年に全国の知事選最低の投票率24.89%という不名誉な記録ホルダーです。また現職の上田知事といえば、2004年に多選自粛条例を成立させたことで有名です。しかしその「自粛」破って今回4期目となる出馬をすることとなり、話題を呼びました。
そんな埼玉知事選の公示日を23日に控え、15日に埼玉県知事選の公開討論会が浦和市の市民会館うらわホールで行われました。平日の夜19時の開始にもかかわらず会場も比較的埋まっていました。主催は公益社団法人日本青年会議所で、この公開討論会の様子は、e-みらせん。http://e-mirasen.jp/にて見ることができるそうです。
イベントでは、まずはコーディネータの埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワークの原口和徳氏の流れるような司会によって、この討論会のルール、基本的考え方および、現在の埼玉県の課題などについて説明がありました。弁舌の得意な政治家か、プロの司会の方かなと思わせる司会運行なのですが、某IT企業にお勤めの方だそうです。ただ、ボランティアで行っている公開討論会のコーディネーター歴は5年にも及ぶということで、スムーズな進行にも納得がいきます。
公開討論会は、選挙公示日前の微妙な時期でもあり一回の発言時間は一定時間に制限するルールで行われます。またクロストークという候補者予定間のディスカッションも予定されていますが、その際の細かいルールも設定されているという念の入れようです。
今回の立候補表明者の発言は、原則としてくじ引きで決められた公平な順番に、自己紹介などを行います。今回立候補表明者として登壇したのは、くじ引き順に、武田信弘氏、上田清司氏、柴田康彦氏、塚田桂祐氏の4名です。元国会議員の実績がありつつ知事4期目を目指す現職から、いわゆるインディーズ系候補まで様々なバックグラウンドがありますが、政策に基づく選択を重視する公開討論会ではあまりその点に触れられることなく、イベントの大きな特徴かもしれません。
また、会場では模擬投票の仕組みも取り入れられていました。各立候補表明者の政策を聞いたあとに、本番さながらの投票箱に、これまた本番のような投票用紙で投票できる仕組みです。
さて、実際の各立候補表明者のバックグラウンドや議論については後半にまとめます。