本日告示された埼玉県知事選挙において、選挙ドットコムでは主要候補者3名の選挙戦最初の演説である第一声の全文書き起こしを行いました。
【主要3候補の全文書き起こし】
さらに、全文書き起こしの内容をもとに、各候補の発言内容によるワードクラウドを作成しました。ワードクラウドとは、文章中で用いられた単語をひと目でわかりやすく表示する表現手法(ビジュアライゼーション手法)です。出現頻度が高い単語は文字の大きさが大きくなるようになっています。
例えば、3候補全員の第一声の内容をもとに作成すると上記のような画像になります。よく利用される単語ほど文字の大きさが目立つようになっていますので、各候補の演説内容を視覚的にわかりやすくお伝えすることができます。3候補の演説をまとめて分析してみると、「埼玉」といった当然利用される単語もありますが、「みなさん」「思い」といった聴衆の情感に訴えかける単語を利用していることがわかります。
それでは、各候補のワードクラウドを届け出順に見て行きましょう。
第一声では様々な分野のテーマに広く言及していることもあり、様々な分野の単語が幅広く利用されています。3期12年の実績をアピールするために、医療や産業、経済といった具体的な政策について言及しています。また2025年や20、10といった、時間軸の話をされていたことも伺えます。
「埼玉」と「みなさん」という単語が大きく表示されています。他候補との違いは「戦争」という単語が大きく表示されていることです。他にも「労働」や「企業」といった雇用に関係する単語も大きく表示されています。
「埼玉」「県」「私」が他候補よりも大きく表示されています。現職への批判よりも、自分の思いや政策を訴えることに力を入れていたようです。「番目」という単語が大きいのは、政策を順序立てて説明していたことによるものです。
ぜひ、全文書き起こしとワードクラウドを見比べてみてください。各候補が何を訴えようとしているのか、そのポイントが見えてくるはずです。
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