7月23日、埼玉県知事選選挙が告示され、届出を終えた候補者が各地で第一声を上げました。ここでは県労働組合連合会議長で共産党が推薦する、柴田やすひこ氏の第一声を全文書き起こしによりお伝えします。

浦和駅東口で10時からスタートした柴田やすひこ候補の第一声
お集まりのみなさん、駅ご利用のみなさん、タクシードライバーのみなさん、おはようございます。
ただいまご紹介を頂きました、8月9日投票の埼玉県知事選挙に日本共産党と民主県政の会からご推挙を頂きまして、立候補いたしました、柴田やすひこでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
みなさんのお話を聞いていました。今度の県知事選の、一番の争点は、戦争法案をこの参議院で廃案に追い込む、それを埼玉から実現する、そういうことだと思います。
なかなかこの戦争法案問題、争点にならない、全国の地方の政治の問題じゃないかとこういう話もありました。
しかし、昨日、私ども事務所開きをやったんですが、そこに、お母さんたちが見えました。安保法制、安保関連法制に反対をするママの会というのが今急速に広がっているそうであります。そして、そのお母さんたちが、誰の子どもも殺させない、平和な日本を、ということで、その願いを今回県知事選に立候補している3人の候補者、ここにそれぞれ要請に行かれたそうであります。あなたはどういう態度をとるんですか?ということをですね。
そして、先ほど、全国マスコミにはなかなかこの問題を争点にという話もありましたが、みなさん、埼玉で、埼玉の現場で頑張っている、メディアのみなさんは、今日の朝刊でいっせいにそれを報道していただきました。私はこのことをとっても、この戦争法案NOという、これは埼玉県民の願いであるという風にを確信をいたします。
そして同時にね、さきほどもあしのさんの話の中にもありましたが、戦争状態になったら、埼玉は非常に攻撃を受ける可能性の高い地域なんです。朝霞基地、米軍大和田通信所、所沢通信基地、そしてその西側に航空自衛隊の入間基地、まさに通信を基礎とするこれを基盤とする軍事施設が埼玉には集中しています。戦争になったら、その指令基地を叩くのは、まさにさきほどのあしのさんの話じゃありませんが、ゲームでやっている子ども達からしたら常識なのかもしれない。そしたらみなさん、まっさきに埼玉県民の命がさらされるわけであります。したがって、この戦争法案NOの問題は、決して中央の遠い課題ではないこのことをまず私は申し上げたいと思います。
そして、これに繋がる上田知事は、あの70年前の戦争を侵略戦争とは認めません。戦後レジームを規制する立場であります。明確に、ここは上田知事が安倍暴走政権と根っこが一緒だという。そして、その上田知事は、言ってみれば偏った歴史に、いいですかみなさん、国際連合も戦後のグローバルスタンダードは私たちが言ってることなんです。あの侵略戦争を二度と起こさないために、そして第三次世界大戦を起こさないために、どんなもめごとも武力で解決するのではなく、平和の外交交渉を通じて、地道に大変な道だけどそれを努力していこう、もし、また戦争になれば、確実に核戦争になり、この地球事態が破滅をする、そういう危機感の元に、第一次世界大戦の反省の上に立って、第二次世界大戦後の世界のグローバルスタンダードができているわけです。これを否定するということは、まさに世界の常識からかけはなれた、偏った偏向した歴史観だといわざるを得ません。そして、そうした偏った、偏向した歴史観を教育現場に押し付けてきたのも上田県政であります。
みなさん、今年の夏は、中学校で教科書の採択の時期を迎えます。本当に、あの70年前の戦争は正しい戦争だった、そんなことを教えるような教科書を採択させるわけにはいかないじゃないですか。そのためにもぜひ、今度の県知事選で、みなさんの大きな力を広げていただいて、私、柴田やすひこをどうぞ知事の座に押し上げてください。よろしくお願いいたします。
さて、あしのくんがさっき言っていました。バイトをしないともう学費が、お父さんやお母さんも暮らしが大変苦しいから、自分がバイトをして、学費稼がなきゃなんないんですね。そしてそのバイトをしたら、いわゆるブラックバイトで これは実は大人の働き方がブラック企業というのがあったでしょ、ブラック企業という言葉、その働かせ方、人間を人間として扱わない働かせ方がとうとうアルバイトの学生の中にも浸透してきたってことじゃないですか。年次有給休暇をとろうとすると、うちには年休って言う制度はないんだって言ったりですね。それから、正社員がやるべき仕事を、アルバイトがやる、私がよくいきつけの居酒屋がありますが、そこ4年ほどずっと通っているんですけど、その4年間にみなさんね、そのお店の店長は、5人変わってるんです。毎年のように店長が変わる。私が付き合ってるそのおにいちゃんは、最初からいるんです。ですから、そのバイトのシフトを組むのも、仕入れ、その発注をするのも、バイトがやってるんです。本来、正規採用の職員がやるべき仕事を全部非正規が身を置き換えてやっている。これはアルバイトの世界だけじゃなくて、埼玉県庁もそうですよ。埼玉県、上田知事は全国で一番職員を減らしたナンバーワンだと威張っていますが、一番大事な県民と向かい合う、最前線の窓口業務は非正規の人たちが担っている。本採用職員は県庁の中の、人事異動でぐるぐるまわってきますから、実はその部署、その課ではその非正規の人たちが一番、ノウハウを持っている。これは逆立ちしています。そしてその人たちの賃金労働条件が極めて悪い。私は、この問題は行政指導を強化することによって、そしてみなさんの世論で、そうした、悪徳な、企業を告発し、いい取り組みをやってる企業これを応援する。こういうことを通じて、なくしていきたいと思います。
みなさん、若い人たちもいるからちょっと言っておきますが、毎日、いいですか、勤務時間をきちんと記録しておいてください。給与明細をもらったら、給与明細書をちゃんと取っておいてください。そして、おかしいなと思うことがあったら、ぜひ、埼玉県の組合連合会に相談してください。そして同時に、埼玉労働局、新都市にあります、埼玉労働局に行って下さい。これは、相談にきましたって言っちゃダメなんですよ。私はこういうおかしいことがあるって労働局に「申告」に来ましたと。深刻な問題だから申告に来たんですね。で、申告に来ましたということになりますと、労働局は、個別企業、その当該企業に、覆面で調査に入ることができるんです。ですから、これをぜひ、やっぱりやってもらう。労働組合をきちっと作って闘う、このことが第一番であります。
ところがその労働局の職員、監督官という、これは労働問題の警察官です。埼玉県では、720万の人口に対して、警察官は1万1,000人います。ところが、労働問題の警察官である労働基準監督官、この人たちは何人いると思いますか?みなさん。埼玉県で。41人ですよ。41人。会社の数はいくつあるんですかって聞きましたら、県内で27万社あると。それだけ膨大な企業をたった41人でできますか?公務員を減らす減らすっていうその政策が私たちの暮らしを悪くしてった、このことの表れじゃないですか。だからこれは埼玉県知事の権限ではできません、監督官を増やすって言うことは。しかし強力に厚生労働省に要請をかけ、大いに皆さんの力でここも増やしていきたいと思います。
さて、子育ての問題。さきほどからも話がありました。保育園の待機児童は1,000名を超えたといいますが、つい最近の埼玉県連のメディアのみなさんの発表によると、いわゆる潜在的な隠れ待機児童は6,000人を超えるという報道がありました。
特別養護老人ホームに、介護保険料を払い続けてきているのに、入れなくて待っている人が10,000人いる。障害をもって、人間らしく暮らせる施設に入れなくて待っている人が1,300人もいる。こういう社会保障インフラを抜本的に大きく整理をしていくこのことが求められている。
1970年代の、あの畑革新県政の頃、ポストの数ほど保育所をという住民のみなさんの大きな運動の中で、インフラ整備ができました。こうした、インフラ整備をやる時期だと思います。このことと、この仕事が、スーパーゼネコンでなくてもできるんです。地元の建設業者のみなさんで十分にできる。ですから、社会保障インフラの整備と地域経済をきちんとまわしていく、こうした組み立ての中で、埼玉県の経済を地域から掘り起こしていこう。こういうことでぜひ頑張りたいと思います。
最後に、あらためて、戦争法案の、これは、私たち埼玉県民だけの課題ではなくて、埼玉県民じゃないから投票できないけど、っていう全国のみなさんの思いが私たちのこの方に乗ってるわけです。
そうした意味からも、なんとしても、8月9日の投票日にはこの柴田やすひこ
柴田やすひこをどうぞみなさんの大きなお力で、県知事の座に押し上げていただきますことを、
最後に重ねてお願いを申し上げまして、私のご挨拶、決意といたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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