さとう しゅういち ブログ
🟥 序章:北別府、ついに長谷川良平の大記録へ“あと1勝”
2026/6/9
🟥 序章:北別府、ついに長谷川良平の大記録へ“あと1勝”
1992年6月9日、旧広島市民球場。
北別府学は 通算197勝 を挙げ、
広島の大投手・長谷川良平 に並ぶ大記録へ王手をかけていた。試合はカープが 2-0 とリード。
9回表を迎え、球場は
「今日は決まった」
という空気に包まれていた。長谷川良平本人も、
ユニフォーム姿で球場に待機。
“後輩の偉業達成”の瞬間を祝う準備は整っていた。
🟥 悪夢の始まり:河田が打球を見誤る9回表、読売の先頭打者の打球はセンターへ。
これを当時外野手だった 河田雄祐(後のコーチ)が
わずかに打球を見誤り、二塁打に。この一瞬のズレが、
後の“悲劇の連鎖”の始まりだった。
🟥 川相のヒットで無死一・三塁
急遽、大野豊を投入続く 川相昌弘 のヒットで
無死一・三塁。ここでカープは守護神 大野豊 を緊急投入。
しかし、流れは完全に読売へ傾いていた。
🟥 駒田のタイムリーで1点差大野の初球を
駒田徳広 が鋭く弾き返し、
ついに 2-1。球場の空気が一変する。
🟥 そして迎えた“絶不調の原辰徳”打席には、当時深刻なスランプに陥っていた
原辰徳。誰もが
「ここは大野が抑える」
と思った。しかし――
🟥 原、バックスクリーンへ特大の逆転3ラン大野の渾身のストレートを
原が完璧に捉えた。打球は一直線に
バックスクリーンへ吸い込まれる特大の逆転3ラン。旧市民球場が静まり返った瞬間だった。🟥 長谷川良平、ユニフォーム姿で待機も…肩を落とす
北別府の勝利インタビューのために
ユニフォーム姿で待機していた長谷川良平。しかし、
原の一撃で全てが消えた。「あれは…仕方ないよ」
と肩を落とした長谷川の姿は、
今も語り継がれる名シーン。
🟥 この試合が残したもの
北別府の大記録は“お預け”
大野豊の痛恨の被弾
原辰徳の“キャリア屈指の一撃”
河田のわずかな判断ミスが運命を変えた
旧市民球場の歴史に残る“悪夢の9回”
そして何より、
広島のファンの心に深く刻まれた試合 となった。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男