さとう しゅういち ブログ
フィリピン海プレートと内陸地震 ― 他人事ではない日本の現実
2026/6/8
「フィリピン海プレートと内陸地震 ― 他人事ではない日本の現実」皆さん、こんにちは。
まず、フィリピンで発生した大地震で被災された皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。今回の地震は、フィリピン海プレートが沈み込む場所で起きた巨大地震です。
そして皆さん、これは決して遠い国の出来事ではありません。
日本も同じフィリピン海プレートの縁に位置し、同じタイプの巨大地震が周期的に発生する国です。2001年の芸予地震を覚えておられる方も多いと思います。
あの地震は、広島・愛媛の真下に沈み込んだ**フィリピン海プレートの内部で割れた“スラブ内地震”**でした。
つまり、私たちの足元のさらに深いところで、今も巨大なプレートが押し合い、引き合い、歪み続けているということです。そしてもう一つ重要なのは、
内陸の活断層も、このフィリピン海プレートの動きによって力を受けているという事実です。
五日市断層帯、岩国断層帯、瀬戸内の断層群――
これらは単独で動くのではなく、プレートの沈み込みによって押され、ねじられ、いつ動いてもおかしくない状態にあります。つまり、
「プレート地震」と「内陸断層地震」は別々ではなく、深いところでつながっている」
これが西日本の地震の本質です。今回のフィリピンの地震で、震度7級の揺れが広範囲に及んだように、
日本でも、どこで巨大地震が起きても不思議ではありません。
津波注意報が日本では解除されても、震源に近い地域では深刻な被害が続いています。
私たちも、同じ構造の上に暮らしているという現実を忘れてはなりません。だからこそ、
水・食料の備蓄、家具の固定、家族の連絡方法の確認。
こうした基本的な備えを、どうか今日から始めてください。
広島は地震だけでなく、土砂災害や河川閉塞といった二次災害のリスクも高い地域です。
避難の判断は、早ければ早いほど命を守れます。フィリピンの地震を“対岸の火事”にせず、
私たち自身の備えを見直すきっかけにしようではありませんか。
ご清聴、ありがとうございました。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男