2026/5/4
広島駅北口に巨大病院をつくる計画は、本当に市民のためになるのか
広島駅周辺は、いま大きく姿を変えています。
観光客、通勤通学、カープやサンフレッチェのファン、再開発工事…。
毎日のように人があふれ、まるで“常時フラワーフェスティバル”のような状態です。さらに市が市民の署名をバックにアリーナも計画しています。
その場所に、県が巨大病院を建てる計画を進めています。
しかし、この計画には多くの市民が不安を感じています。
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1. 広島駅周辺は「医療に向かない」ほど過密になっている
広島駅北口は、すでに一日の中で何度も混雑のピークが訪れます。
- 朝:通勤通学 × 観光客の外出
- 夕方:帰宅ラッシュ × 野球・サッカーの観客 × 観光客のチェックイン
- 土曜:観光客ピーク × デーゲーム
これらが重なると、駅周辺は身動きが取れないほど混雑します。
そこに、
高齢者・障害のある方・体力の弱い患者さんが通院する巨大病院を置く
というのは、どう考えても無理があります。
医療は「静けさ」「安全な動線」「落ち着いた環境」が必要です。
東京でも、銀座や渋谷のような繁華街に巨大病院はありません。
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2. これまでの大型病院は「静かな場所」に分散していた
広島の医療は、本来とても合理的に配置されていました。
- 県病院(南区・宇品)
- 中電病院(中区・平和公園近く)
- 舟入病院(中区・舟入)
どれも比較的静かで、患者さんが通いやすい環境でした。
これをわざわざ“最も混雑する駅前”に集約する必要があるのか、
多くの市民が疑問を抱いています。
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3. 計画の進め方にも問題がある
この巨大病院計画は、前知事の構想から始まりました。
しかし、その後の進め方は、
- 偉い人が一方的に説明するだけの勉強会
- 市民の意見を聞く場がほとんどない
- 住民参加が形だけになっている
という声が多く上がっています。
議会もいわゆる知事与党側含めて計画を厳しく批判していますが、 予算を止めるところまでは踏み込めていません。
さらに、野党側も県病院跡地の利用をめぐり、
系列医療系企業との関係が取り沙汰されるなど、 市民の声が置き去りにされている面があります。
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4. 広島では「平和以外の政治参加」が弱いという背景
広島は平和の分野では世界に誇る市民力があります。
しかしその一方で、
- 医療
- 交通
- 防災
- 子育て
- 行政の透明性
といった生活分野では、市民が声を上げにくい傾向があります。
「波風を立てないことが平和」
という誤解が根強く、行政に意見を言うことが
“対立”と受け取られがちだからです。
しかし本来、
意見を言うことこそ、平和で民主的な社会を支える行動です。
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5. 特効薬はないが、市民の声で未来は変えられる
この問題に即効性のある解決策はありません。
しかし、少しずつでも市民が声を上げれば、
行政も議会も、そしてメディアも動かざるを得なくなります。
- 生活の困りごとを共有する
- SNSで意見を発信する
- 行政に質問する
- 地域の集まりで話し合う
- 小さな声でも可視化する
こうした積み重ねが、
「生活の声が届く広島」をつくる力になります。
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6. 広島駅北口巨大病院問題は、広島の民主主義の試金石
この問題は単なる“病院の場所”の話ではありません。
- 市民の声が行政に届くのか
- 住民参加は形だけで終わらないのか
- 生活の視点が政策に反映されるのか
広島の民主主義が問われている問題でもあります。
市民一人ひとりの声が、
広島の未来をより良いものにしていきます。
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