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カープは攻める姿勢と競争で点を取りに行け

2026/4/24

広島瀬戸内新聞社説:カープは攻める姿勢と競争で点を取りに行け
広島東洋カープの貧打は、もはや偶然や一時的な不調では片づけられない段階に来ている。
23日も0―2で東京ヤクルトに敗れ、借金は6。
リーグ戦は一巡したばかりだが、打線の沈黙は深刻で、構造的な問題が浮き彫りになっている。
得点力不足は、単なる“打てない”という現象ではない。
攻める姿勢の欠如と、競争の不足が根底にある。
■ 攻める姿勢を失った打線に、点は生まれない
カープの打線は、好機をつくっても点に結びつかない。
単打は出るが、強く振って長打を狙う姿勢が乏しい。
「広い球場だから仕方ない」
「ロースコアが持ち味」
こうした言葉がチーム内に漂う限り、打線は活性化しない。
ナゴヤドームでの勝利が示したように、
強く振れば、広い球場でも点は取れる。
角度をつけ、外野の頭を越す打球を増やすこと。
これが攻撃の再建に不可欠だ。
■ 競争なきチームに成長はない
読者から「一般社会は過当競争なのに、なぜカープには競争を求めるのか」という声も届いた。
だが、プロ野球の競争は、社会の消耗戦とは本質が異なる。
社会の過当競争は人をすり減らすが、
プロ野球の競争は能力を最大化し、勝利に直結する仕組みである。
若手が伸びる
中堅が踏ん張る
ベテランが背中で示す
この循環が止まったとき、チームは弱くなる。
今のカープはまさにその状態だ。
外野の競争を活性化させるべきだ。
捕手も補強を含めて再考が必要である。
「補強はいらない」という昨年の姿勢を繰り返してはならない。
■ 点を取りに行く覚悟が、チームを変える
カープは本来は、走って、つないで、強く振って点を取るチームだ。その原点を取り戻すことが、今の最優先課題である。
攻める姿勢を取り戻し、
健全な競争をチームに再び根づかせること。
それができれば、借金6はまだ取り返せる。
■ 結語
点を取りに行く覚悟が、チームを変える。
攻める姿勢と競争の再構築こそ、
今のカープに最も必要な改革である。
このまま沈黙を続けるのか、
それとも反転攻勢に転じるのか。
分岐点は、すでに目の前にある。

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著者

さとう しゅういち

さとう しゅういち

選挙 広島県議会議員選挙 (2023/04/09) 2,673 票
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広島市安佐南区選挙区

肩書 介護福祉士・元広島県庁職員・広島瀬戸内新聞社主
党派・会派 無所属
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