選挙ドットコム

さとう しゅういち ブログ

二季化する日本──気候危機と災害多発の時代に、資源の配分を誤ってはならない

2026/4/23

二季化する日本──気候危機と災害多発の時代に、資源の配分を誤ってはならない https://youtu.be/cn0qIQkQGDo?si=P0f1dVgGL0zlrDWD @YouTubeより

二季化する日本──気候危機と災害多発の時代に、資源の配分を誤ってはならない
日本の季節は、もはや春夏秋冬ではない。
猛暑と寒冷の「二季化」が進み、豪雨・台風・線状降水帯が常態化し、巨大地震の予測も相次ぐ。
国土の脆弱性は増し、災害は年々激甚化している。
こうした状況下で、本来なら国家の資源は、
武器ではなく、防災・減災・気候変動対策へシフトすべきだ
という指摘がある。
戦争は最大の環境破壊である。
森林は焼かれ、海は汚染され、インフラは破壊され、温室効果ガスは大量に排出される。
気候危機の時代に、戦争リスクを高める政策が持続可能性と両立するのかという疑問がある。
「中国の脅威」が繰り返し語られるが、
現実には、米国大統領とその盟友とされるロシアが戦争を起こしているという見方もできる。
国際構造は単純な二項対立ではなく、複雑で不透明だ。
その中で、日本も「脅威」を理由に資源配分を軍事に傾けることが、果たして合理的なのかという議論がある。
そもそも、日本の武器がどこまで売れるのか。
現時点で購入に名乗りを上げているのはフィリピンのみとされる。
市場規模は限定的で、輸出拡大が大量生産による技術向上へという国家戦略として成立するかは不透明だ。
さらに、中国は日本への磁石輸出を減らす動きを見せている。
背景には、日本側の外交姿勢への不信感があるという指摘もある。
武器輸出や防衛費増大の動きが、
「戦略物資の供給を絞る理由」として利用される可能性
は否定できない。
逆の立場なら、日本も同じ判断をするだろう。
思い返せば、日本の安全保障環境は過去にも緊張していた。
例えば、日本が最も経済的に栄えていたとされる1980年代には大韓航空機撃墜事件、
ラングーン爆破事件、大韓航空機爆破事件、日本人拉致。もっと物騒な時代は確かに存在した。
それでも当時、日本は外交と経済の力で危機を乗り越えてきた。
では、今が本当に「過去最も厳しい」のか。
「厳しい、厳しい」と繰り返すことで、
逆に打つ手を誤っていないか。
気候危機と災害多発という“現実の脅威”から目をそらし、
軍事偏重という“想定の脅威”に資源を注ぎ込む構造が生まれていないか。
国家の安全とは、軍事だけではない。
国土の安全、生活の安全、環境の安全、産業の安全。
これらを総合的に守ることこそが、真の安全保障である。
武器輸出の全面解禁と防衛費の急増が、
その総合的安全保障をむしろ脆弱にしていないか。
いま問われているのは、
国家の資源配分の合理性と、未来への責任である。

この記事をシェアする

著者

さとう しゅういち

さとう しゅういち

選挙 広島県議会議員選挙 (2023/04/09) 2,673 票
選挙区

広島市安佐南区選挙区

肩書 介護福祉士・元広島県庁職員・広島瀬戸内新聞社主
党派・会派 無所属
その他

さとう しゅういちさんの最新ブログ

さとう しゅういち

サトウ シュウイチ/50歳/男

さとう しゅういち

さとう しゅういち トップページへ

寄付して応援する

「さとう しゅういち」をご支援いただける方は、是非個人献金をお願い申し上げます。
※選挙ドットコム会員登録(無料)が必要です。

月別

ホーム政党・政治家さとう しゅういち (サトウ シュウイチ)二季化する日本──気候危機と災害多発の時代に、資源の配分を誤ってはならない

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode