2026/9/2

大学進学で奨学金を借りた若者にとって、卒業後の返済は大きな負担です。
鹿児島県には、大学等を卒業後、県内に居住し、県内企業などに就職した人を対象に、奨学金の返還を支援する「大学等奨学金返還支援制度」があります。
県の資料によると、実際に返還支援を受けた人は、
2022年度 142人
2023年度 185人
2024年度 231人
と年々増えています。
2024年度の231人のうち、県外から鹿児島県に戻って就職したUターン就職者は71人でした。
若者の県内定着を進めるうえでも、大切な制度です。
しかし、調べてみると、「薩摩川内市では何人が利用しているのか」「阿久根市では何人か」など、市町村別の利用実績は、県が一般に公表している資料では確認できません。
せっかく税金や基金を使って実施している制度です。県内のどの地域でどの程度利用されているのかを明らかにすることは、制度をさらに使いやすくするためにも重要ではないでしょうか。
特に地方では、若者の県外流出が大きな課題になっています。
「鹿児島に帰って働きたい」
「地元で働きたい」
という若者を応援するためにも、奨学金返還支援制度をもっと広く知らせるとともに、市町村別の実績も公表し、利用が少ない地域ではなぜ利用されていないのかを検証する必要があります。
薩摩川内市で何人がこの制度を利用しているのかについても、今後確認していきたいと思います。
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