2026/6/27
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
6月定例月議会で、私は6月24日に3つの市政課題について一般質問を行いました。
その中から今回は、**「学校規模適正化及び公共施設マネジメントの観点から見た今後の学校施設の在り方について」**を取り上げます。
枚方市では、人口減少や少子高齢化が進む中、学校施設の老朽化や公共施設全体の維持管理が大きな課題となっています。
特に学校施設は、子どもたちが学ぶ場であるだけでなく、地域コミュニティの拠点や災害時の避難所としても重要な役割を担っています。
今回の一般質問では、
📝 今後の学校再編はどう進めるのか
📝 公共施設の再編をどう考えるのか
📝 子どもたちの教育環境をどう守るのか
📝 地域コミュニティや跡地活用をどう考えるのか
といった視点から、市の考えを質しました。

現在の枚方市では、児童生徒数の減少が大きく進んでいます。
📌 小学校児童数
昭和57年度:45,573人
令和8年:18,265人
📌 中学校生徒数
昭和61年度:22,550人
令和8年:9,099人
この40年余りで、子どもの数は半数以下となりました。
さらに、平成28年の学校規模等適正化審議会の答申では、2043年度には児童生徒数が約2万3,000人まで減少すると推計されています。
その一方で、学校施設の老朽化も深刻です。
✅ 小中学校の92.1%が築40年以上
✅ 築60年以上の学校も4校
今後、人口減少と施設老朽化が同時に進む中で、学校施設をどう維持していくのかは、枚方市にとって避けて通れない課題です。
今回、市は「枚方市公共施設マネジメント推進計画」の改訂を進めています。
新たに「枚方市公共施設再編方針」として整理し、
📌 長寿命化の推進
📌 施設総量の最適化
を柱に進めていくとの説明がありました。
その中でも大きなポイントが、
⚠️ 20年間で市有建築物の延床面積を8万㎡縮減する
という目標です。
これは、中学校およそ10校分に相当する非常に大きな規模です。
学校施設は、市有建築物全体の延床面積の過半数を占めていることから、今後の公共施設マネジメントでは、学校施設の再編が大きなテーマになります。
私は今回の質問で、単に施設を減らすだけの議論になってはいけないと指摘しました。
学校には、
✅ 子どもたちの学びの場
✅ 地域コミュニティの拠点
✅ 災害時の避難所
など、多くの役割があります。
また、教育環境もこの10年で大きく変化しています。
📌 35人学級の実施
📌 支援教育の充実
📌 ICT教育への対応
📌 義務教育学校制度化
など、学校に求められる機能は、昭和の時代とは大きく変わっています。
そのため、学校再編については、
「施設を減らす」だけではなく、
📝 どのような教育環境を目指すのか
📝 どのような子どもを育てたいのか
という視点が重要だと考えています。
私は先日、8月に開校する禁野小学校の新校舎を見学させていただきました。
実際に見学して感じたのは、
「学校施設の考え方が大きく変わっている」
ということです。
禁野小学校では、
✅ ICT環境への対応
✅ オープンスペース活用
✅ バリアフリー対応
✅ ユニバーサルデザイン
✅ 防災機能強化
など、これからの時代に求められる学校施設が整備されていました。
一方で、既存校との施設格差も感じました。
枚方市として、子どもたちの教育環境に大きな差が生じないよう、時代に応じた学校整備を進めていく必要があります。
学校再編は、地域にとっても非常に大きなテーマです。
学校がなくなることで、
📌 地域コミュニティへの影響
📌 防災機能への影響
📌 地域のにぎわいへの影響
など、様々な課題が生じます。
そのため私は、
📝 学校再編と跡地活用をセットで考えるべき
📝 地域の将来ビジョンを示すべき
と提案しました。
これまでの跡地活用は、その時々の事情による個別対応が中心で、将来のまちづくりを踏まえた議論が十分とは言えない部分もありました。
今後は、
✅ 地域に必要な公共機能
✅ 民間機能
✅ 地域コミュニティのあり方
なども含め、地域全体の将来像を描きながら進めていく必要があります。
私は、公共施設再編そのものを否定するものではありません。
人口減少や施設老朽化が進む中、将来世代に過度な負担を先送りしないためにも、公共施設マネジメントは必要です。
しかし、
⚠️ 「削減ありき」の議論では、市民理解は得られません。
重要なのは、
✅ どんな学校を目指すのか
✅ どんな教育を実現したいのか
✅ 地域の未来をどう描くのか
というビジョンを、市民の皆さんにしっかり示すことだと考えています。
また、今後は、
📌 小中一貫校
📌 義務教育学校
📌 学校施設の複合化
なども含め、専門的な議論を進めていく必要があります。
そのためにも、学校規模等適正化審議会の設置を含め、専門的知見を踏まえた議論を進めるべきだと提案しました。
公共施設再編は、枚方市にとって待ったなしの課題です。
一方で、学校は単なる建物ではありません。
子どもたちの未来であり、地域の未来でもあります。
だからこそ、
📝 単なる削減ではなく
📝 「未来への投資」という視点で
学校再編や公共施設マネジメントを進めていく必要があります。
今後も私は、
✅ 子どもたちにとってより良い教育環境
✅ 将来世代に負担を先送りしない持続可能なまちづくり
✅ 地域コミュニティを大切にした公共施設再編
という視点から、引き続き議会で提案・議論を行っていきます。
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ホーム>政党・政治家>かじや 知宏 (カジヤ トモヒロ)>【枚方市】公共施設再編で学校はどうなる?|学校と地域の将来ビジョンが重要|6月議会一般質問より