2026/6/25
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
6月定例月議会で、私は6月24日に3つの市政課題について一般質問を行いました。
その中から今回は、**「人口減少時代のまちづくりについて」**を取り上げます。
枚方市では現在、次期総合計画の策定が進められています。
一方で、人口減少や少子高齢化は今後さらに進んでいくことが見込まれており、これまでの「人口が増え続ける時代」を前提としたまちづくりの考え方そのものが問われています。
私は今回の一般質問で、人口減少を前提とした「スマートシュリンク」や、近隣自治体との「広域連携」の視点を踏まえた、持続可能なまちづくりの必要性について、市の考えを質しました。

枚方市が令和5年度に行った人口推計では、令和35年には人口が約30万6千人になるとされています。
これは、令和5年からの30年間で、約9万人の人口減少が見込まれているということです。
つまり、これからの枚方市では、
✅ 人口減少
✅ 少子高齢化
✅ 税収減少
✅ 公共施設の老朽化
✅ 人手不足
といった課題が、さらに大きくなっていくことが想定されています。
こうした状況の中で、私は「これまでと同じ考え方のままで、本当に持続可能なまちづくりができるのか」という視点から質問を行いました。
今回の質問で取り上げた大きなテーマのひとつが、**「スマートシュリンク」**です。
スマートシュリンクとは、
👉 人口減少を前提として
👉 都市機能や行政サービスを
👉 将来の人口や財政状況に合わせて適正化しながら
👉 市民の暮らしや幸福度(ウェルビーイング)を高めていく
という考え方です。
簡単に言えば、
「人口が減っても、無理に拡大を続けるのではなく、持続可能な形へ見直していく」
ということです。
全国知事会でも、政府に対してこの考え方を地方創生に取り入れるよう提言しており、全国的にも議論が進んでいます。
現在、多くの自治体では、
✅ 子育て世帯への支援強化
✅ 都市機能の充実
など定住促進につながる施策を通じて、人口流入を目指す取り組みが行われています。
枚方市でも、
📍 子育て施策の充実
📍 枚方市駅周辺再整備
を最重点施策として進めています。
もちろん、まちの魅力向上は重要です。
しかし、日本全体で人口が減っていく中では、
「ある自治体で人口が増えれば、別の自治体では人口が減る」
という“ゼロサムゲーム”の側面も強くなります。
私は議会で、
「自治体同士で人口を奪い合うだけの都市間競争には、いずれ限界が来る」
という点を指摘しました。
人口減少時代には、自治体が単独で全てを抱え込むのではなく、近隣自治体と連携していくことも重要になります。
例えば、
✅ 公共施設の共同利用
✅ インフラ整備の連携
✅ 行政サービスの共同化
✅ 専門人材の共有
などです。
私は今回の質問で、こうした**「広域連携」**の視点を、次期総合計画の中でも重視すべきだと提言しました。
市からも、
「広域連携やスマートシュリンクなども参考にしながら検討を進める」
との答弁がありました。
私は今回の質問で、
「重要なのは、人口の数を競い合うことではなく、市民一人ひとりのウェルビーイングを高めることだ」
という点も強く訴えました。
ウェルビーイングとは、
👉 心身ともに健康で
👉 安心して暮らせて
👉 幸福を実感できる状態
のことです。
人口が増えても、
❌ 財政が悪化する
❌ 公共施設の維持ができない
❌ 将来世代へ負担を先送りする
ようでは、本当の意味で持続可能とは言えません。
だからこそ、
✅ 将来世代に過度な負担を残さない
✅ 限られた財源を有効活用する
✅ 市民の暮らしの質を高める
という視点が、これからますます重要になると考えています。
これまでの日本は、人口増加や経済成長を前提として、まちづくりや行政運営が進められてきました。
しかし、これからは人口減少社会です。
その中で、
「人口を増やすこと」そのものが目的になってしまえば、本来のまちづくりの目的を見失いかねません。
私は、
📌 人口減少を前提にする
📌 持続可能性を重視する
📌 広域連携を進める
📌 ウェルビーイングを高める
という方向へ、枚方市のまちづくりを転換していく必要があると考えています。
また、そのためには、
✅ 人口減少
✅ 財政課題
✅ 公共施設の老朽化
といった現実について、市民の皆さんとも共有していくことが重要です。
耳触りの良い話だけではなく、将来を見据えた現実的な議論を進めていく必要があります。
次期総合計画は、今後10年先の枚方市の方向性を決める重要な計画です。
人口減少時代において、
「どのようなまちを目指すのか」
が、これまで以上に問われています。
私はこれからも、
✅ 将来世代に負担を先送りしない
✅ 持続可能な行財政運営
✅ 市民のウェルビーイング向上
という視点を大切にしながら、枚方市の未来について議論を進めていきます。
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