2026/3/21
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
京阪バスから、「令和8年度の枚方市北部地区における一般路線廃止計画」が示されました。今回のポイントは、単なる減便ではなく、具体的な路線廃止計画が公表されたということです。
これを受けて枚方市では、今後、枚方市都市交通会議や地域分科会で、地域ごとの事情も見ながら、代替交通の導入が可能かどうかを検討していくことになります。

📝 今回、枚方市に対して示されたのは、2027年3月下旬に実施予定の京阪バス北部地区の路線廃止計画です。
資料では、京阪バスから、運転士不足や事業環境の厳しさを背景に、今後も持続可能な路線網へ再編していく考えが示されています。
枚方市としても、これまで“いつか見直しがあるかもしれない”という段階ではなく、今回ついに具体的な廃止計画が示されたことを重く受け止める必要があります。
特に枚方市北部では、通勤・通学、買い物、通院など、日常生活をバスに支えられている方が少なくありません。
そのため、今回の問題は単なる交通事業者の再編ではなく、地域の暮らしそのものに関わる問題です。
📌 枚方市に報告された文書では、令和8年度(2026年度)の路線廃止計画として、京阪バス北部地区の一般路線について具体的な見直し内容が示されました。
実施予定は、2027年3月下旬とされています。
京阪バスの説明では、
全国的な運転士不足
大型二種免許保有者の減少
2024年問題への対応
少子高齢化や物価高騰による厳しい事業環境
といった背景があり、今後も安定的にバス事業を続けるために、輸送規模の大きい基幹路線に重点を置いた再編が必要だとされています。
つまり、今回の計画は一時的な対応ではなく、今後のバス路線のあり方そのものを見直す動きだということです。


✅ 資料では、枚方市域で次の系統が廃止予定として示されています。
5系統 樟葉駅~金振東~面取町~樟葉駅
84系統 樟葉駅~船橋住宅~樟葉駅
87系統 樟葉駅~樋ノ上~なみき~樟葉駅
91系統 樟葉駅~中の池公園~家具町二丁目南~長尾駅
また、廃止予定停留所は計19か所とされており、
「面取町二丁目」「面取町」「樟葉南小学校」「朝日一丁目」「船橋本町」「船橋住宅」「牧野小学校」「第三中学校前」「宇山町北」「宇山東町」「牧野本町」「牧野北町」「樋ノ上」「家具町二丁目南」などが挙げられています。
地域によって影響の出方は違いますが、特に高齢者の方や、駅から離れた住宅地に住む方にとっては、移動の負担が大きくなるおそれがあります。



📝 枚方市の説明では、今回の計画を受けて、今後、枚方市都市交通会議や**同会議の地域分科会**において、路線廃止の影響や沿線地域の特性を踏まえながら、代替交通の導入可能性を検討していくとされています。
今後は、次のような流れで検討が進みます👇
🟦 STEP1|路線廃止・休止の意向が示される
⬇️
🟨 STEP2|地域分科会で利用状況・地域課題を整理
⬇️
🟩 STEP3|代替交通の必要性や手段を検討
⬇️
🟧 STEP4|ルート・範囲・利用方法などを調整
⬇️
🟥 STEP5|法的手続き(道路運送法)を経て運行へ
📌 路線が廃止されてしまうと、移動に困る方が出てしまいます。
そのため、バス事業者の廃止決定を1年前に示しめしてもらうことで、その間に代替交通について検討・準備していく仕組みとなっています。

📌 代替交通といっても、内容はさまざまです。
・小型車両による運行
・デマンド交通
・地域の実情に応じた新たな移動手段
・既存路線や停留所の再編
など、地域の特性に合わせた方法が考えられます。
ただし大切なのは、制度上“代替交通を入れました”で終わらせないことです。
本当に使いやすいのか、通院や買い物に使えるのか、乗り継ぎは現実的か、運賃は負担にならないか。ここまで見ないと、地域の足を守ったことにはなりません。
特に枚方市北部では、坂道のある地域や、駅まで距離がある地域もあります。
同じ「代替交通」でも、地域によって必要な形は違います。だからこそ、机の上だけで決めるのではなく、地域の声を丁寧に反映することが重要です。
✅ 私が特に大事だと考えているのは、交通政策を“事業者の都合だけ”で終わらせないことです。
もちろん、バス運転士不足は全国的な課題であり、京阪バスの経営環境が厳しいことも理解できます。実際、資料では、京阪バスの運転士在籍者数が年々減少し、平均年齢も上がっていることが示されています。
しかし一方で、枚方市にとって公共交通は、
🚍 高齢者の外出支援
🚍 学生の通学手段
🚍 買い物や通院の足
であり、生活インフラそのものです。
だからこそ、私は次の点を重視していくべきだと考えています。
同じ廃止でも、影響の大きさは地域ごとに違います。
高齢化率、駅までの距離、坂道の有無、周辺施設の立地などを踏まえ、地域別に丁寧に見ることが必要です。
廃止だけが先に進み、代替手段が後からという形では、市民生活に空白が生まれます。
できるだけ早い段階で代替の方向性を示すことが重要です。
導入すること自体ではなく、本当に地域の足として機能するかを検証し続ける必要があります。
運行ルート、便数、時間帯、運賃、予約のしやすさまで含めて考えるべきです。
枚方市には、検討状況や考え方を市民にわかりやすく説明する責任があります。
「いつの間にか決まっていた」とならないよう、情報公開と説明責任が欠かせません。
📝 今回の京阪バスの路線廃止計画は、枚方市北部の一部地域にとって、今後の暮らし方にも関わる大きなテーマです。
これから都市交通会議や地域分科会で検討が進んでいきますが、大切なのは、単に路線を減らす話ではなく、地域の移動をどう守るかという視点です。
私も、枚方市議会議員として、
どの地域にどれだけ影響があるのか
代替交通の検討が十分か
市民の声がきちんと反映されているか
をしっかり確認し、必要な提案をしていきます。
枚方市の交通は、暮らしの土台です。
これからも、「移動できること」が当たり前であり続ける枚方市を目指して、取り組んでいきます。
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