2026/4/28

「磨崖の里 大島石仏山」を訪れて感じたのは、この場所には、上天草市の観光に新しい広がりを生む可能性があるということです。
上天草の魅力といえば、海、島、天草五橋、夕日、温泉、海産物。
多くの方が、まずそうした風景を思い浮かべると思います。
もちろん、それらは上天草を代表する大きな魅力です。
一方で、今回訪れた巨大石仏庭園には、それとは少し違う魅力がありました。
山あいの静けさ。
見上げるほど大きな石仏の迫力。
そして、上天草市出身の大島静喜さんが約40年かけて形にしてきたという物語。
この場所には、景色だけではなく、「人の思い」があります。

観光というのは、ただ名所を見るだけではなく、心に残る時間を過ごすことでもあると思います。
誰と行ったか。
何を感じたか。
どんな話を聞いたか。
そうした記憶が、その場所の印象を深めてくれます。
この巨大石仏庭園は、家族で訪れても、友人と訪れても、自然と会話が生まれる場所だと感じました。
「すごいね」
「どうやって造ったんだろう」
「40年もかけたんだね」
そんな言葉が、きっと出てくる場所です。
上天草を訪れる方にとっても、海だけではない楽しみ方が増えることになります。
午前中に山あいの石仏庭園を見て、午後は海沿いや天草五橋を巡る。
そのあと温泉や食事を楽しむ。
そうした回遊の流れが生まれれば、上天草で過ごす時間は、もっと豊かになるはずです。
大切なのは、この場所をただ「珍しい場所」として終わらせないことだと思います。
大島さんの思い。
整備にかけた時間。
ふるさと上天草とのつながり。
そして、実際に訪れた人が感じる驚きや感動。

そうした物語を丁寧に伝えることで、訪れた人の心に残る場所になります。
上天草市には、まだ磨けば光る地域資源があります。
この巨大石仏庭園も、その一つとして、観光の力、地域の誇り、そして次の世代に伝える物語につなげていけるのではないでしょうか。
現地に足を運んで、私はそう強く感じました。
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ナニカワ マサヒコ/54歳/男
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