2026/5/3
上天草で暮らしていると、
「ちょっとそこまで行きたいけれど、車がないと不便」
と感じる場面があります。
観光で来られた方にとっても、同じことがあると思います。
景色のいい場所に立ち寄りたい。
気になるお店に行ってみたい。
でも、歩くには少し遠い。
バスの時間とは合わない。
そんな小さな不便が、暮らしや観光の楽しみ方を少し狭めているのではないかと感じています。
私は2025年6月議会で、シェアサイクル導入の可能性について質問しました。
それは、上天草の交通と観光をつなぐ、新しい選択肢になるかもしれないと考えているからです。

シェアサイクルは、スマートフォンなどを使って自転車を借り、目的地の近くで返せる仕組みです。
都市部では日常の移動手段として使われ、観光地でも、まち歩きや周遊の手段として広がっています。
上天草でも、港、バス停、宿泊施設、温泉、観光施設、飲食店などをつなぐことができれば、まちの楽しみ方が少し変わると思います。
たとえば、海沿いをゆっくり走る。
気になったカフェに立ち寄る。
車では通り過ぎてしまう景色を、少し立ち止まって楽しむ。
そうした時間は、上天草の魅力をもっと深く感じてもらうきっかけになります。
市民にとっても、ちょっとした買い物や通院、バス停から自宅近くまでの移動など、日常の不便を補う手段になるかもしれません。
もちろん、すぐに全市で導入するという話ではありません。
既存のバスや乗合タクシーとの調整、安全面、利用者のニーズ、費用対効果など、丁寧に確認する必要があります。
ただ、新しいことを考えるときに、最初から
「難しい」
「できない」
だけで止まってしまうのは、少しもったいない気がします。
まずは需要が見込まれる場所で小さく試してみる。
事業者と話をしてみる。
観光と生活交通の両方から、上天草に合う形を探っていく。
そんな柔らかい発想が、これからのまちづくりには必要だと思います。
公共交通とシェアサイクルは、ぶつかるものではなく、うまく組み合わせるものです。
上天草を、もっと動きやすく。
上天草を、もっと楽しみやすく。
ちょっと移動しやすくなるだけで、暮らしも観光も、きっと少し変わります。

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ナニカワ マサヒコ/54歳/男
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