2026/6/24

少子高齢化が進む中、地域では担い手不足が深刻化し、地域コミュニティの維持にも大きな影響が及んでいます。
その一方で、小・中学生の不登校も増加しています。
東京都では、不登校児童・生徒数が小学生13,275人、中学生18,451人、合計31,726人に達しており、高い水準で推移しています。また16歳以上のひきこもりについても増加傾向が続いています。
東京都はこれまで、無理な登校を求めるのではなく、多様な学びの場を提供する取り組みを進めてきました。私自身も、東京都eスポーツ連盟の協力で立ち上げられたフリースクールを視察したことがあります。そこではゲームを通じて仲間とつながり、孤立を防ぎながら前向きに歩みだそうとする子どもたちの姿がありました。
子どもたちにとって大切なのは、自分を受け止めてくれる社会の包容力と、ともに歩んでくれる仲間の存在です。しかしそれと同時に、まず家庭の包容力を高めていくことが重要ではないでしょうか。
近年、不登校の子どもを持つ父親同士が悩みや経験を共有する「親父の会」が全国に広がっています。また小中学校の様々な行事や活動においても、PTAや親の会など保護者の力は欠かせません。
これからは、親父の会や親の会、PTAなどが地域で連携し、専門家や関係機関とも協力しながら、多様なニーズに応えられる相談・交流の場を整備していくことが求められます。
少子化と人口減少が進むこれからの日本において、不登校対策は待ったなしの課題です。そして不登校への適切な支援は、将来の引きこもり予防にもつながります。
子どもたちが孤立することなく、それぞれの素晴らしい個性や可能性を伸ばせる社会を実現するため、家庭、学校、地域が力を合わせ、誰もが安心して参加できる地域の居場所づくりを積極的に進めていかねばならないと考えています。
子どもたちが夢と希望の持てる東京の未来づくりに、これからも取り組んでまいります。
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