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大阪市議会選挙・平野区。下水道4,975kmの老朽化。50年超の「寿命」を放置しない

2026/6/2

大阪市が抱える下水道の総延長は、約4,975キロメートル。 
この膨大な数字が何を意味するか、考えたことはありますか。
明治27年から近代的な整備が始まった「水の都」大阪の誇りであると同時に、 
実は今、私たちの足元でとんでもない危機が進行しているんです。
私は「1ミクロンの狂いも許されない」現場で生きてきました。 
職人の世界では、品質管理を怠れば即、不良品に繋がり、お客様の信頼を失います。
 
その職人の目で見積もりを立てるように、
大阪市の予算書と現状を読み解くと、 
看過できない事実が見えてくるんです。
なんと、大阪市の下水道管路のうち、
標準耐用年数の50年をすでに超えてしまっているものが、 
全体の約50パーセント、約2,465キロメートルにも達しています。
これをもし放置し続ければ、わずか10年後には、 
全体の約65パーセント、
約3,275キロメートルが寿命を迎えるという計算になります。
製造現場で言えば、いつ壊れてもおかしくない古い機械が、 
工場の半分以上を占めているような、極めて危うい状態です。
 
実際、その影響は「道路陥没」という目に見える不具合として現れています。 
大阪市内では近年、年間約170件前後もの陥没事故が発生しているのが現実です。
 
他県で起きたような大きな陥没事故だって、 
いつここ平野区の足元で起きても不思議ではありません。
 
それなのに、今の大阪の政治の議論はどうでしょうか。 
3度目の都構想だ、IRカジノだ、万博だと、 
華やかな地上のハコモノばかりが注目され、多額の予算が検討されています。
私は特定の政党を批判したいのではありません。 
ただ「是々非々」の立場から、今、どこに税金を投じるのが最も合理的で、 
市民の命と生活を守れるのかを職人として「計算」したいだけなんです。
 
大阪市には、3,000億円を超える貯金(財政調整基金)があると言われています。
この貴重な市民の財産を、一発逆転のような巨大開発に賭けるのか。 
それとも、5割が寿命を迎えている地下のインフラ、 
私たちの命を繋ぐ下水道の耐震化や更新に優先的に回すのか。
 
経営の常識で考えれば、故障リスクが5割を超えている生産ラインを放置して、 
新社屋を建てる経営者はいません。
私は駅に立って名前を連呼するような、
中身のない選挙活動には馴染めません。 
それよりも、1円単位で予算書を精読し、
不自然なコストや放置された不具合を見つけ出し、 
最適な「修理方法」を提案したい。
 
下水道の改築には技術的な難易度も高く、コストもかかりますが、 
だからこそ「ごまかしのない誠実な計算」ができる議員が必要なんです。
 
派手なパフォーマンスはいりません。 
私は作業着姿のまま、市政の不具合を職人の誇りで修理する「実務家」として、 
平野区の皆さんの足元を支え抜くことをお約束します。
 
改革の次に必要なのは、冷徹な「検証」と着実な「修理」です。 
特定の組織に縛られない無所属だからこそ、
本当に必要な場所に予算を振り向けるよう、 
嘘のない政治を貫きます。

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著者

中川 隆之

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大阪市平野区選挙区

肩書 製造業経営者
党派・会派 無所属
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