2026/7/28
さる7月24日(金)の朝7時45分からの「NHKおはよう東海」を見ていたところ、岐阜県山県(やまがた)市の小・中学校の取り組みを紹介していました。
山県市も人口は減少しており、小・中学校の児童・生徒数も減ってきているので、学校の統廃合ということも考えられたけれども、生徒数が少ないということは(1クラス約20人で、一学年2クラスくらい)、逆に、児童生徒一人ひとりに寄り添い、きめ細やかな教育ができるというメリットがあるので、山県市としては、安易な統廃合はしないと、インタビューで教育長が話していました。
たまたま、その当日、大垣での講座の講師として出かけることになっていたので、朝、テレビを見た後、すぐに山県市に連絡したところ、山県市の教育方針や実際の状況の資料を下さるということでしたので、市役所の業務時間終了ギリギリになることを市の教育部の方に了解を得たうえで、大垣での講座終了後、できたばかりの東海自動車道で、山県市役所まで行ってまいりました。
市役所に着いたのが、業務時間終了の15分前ほどであったので、資料をもらい、その内容の概略の説明をしていただくことしかできませんでしたが、山県市の教育関係者の、児童生徒に向き合おうとされる、その姿勢を感じることができました。
私が是非山県市に伺おうとおもったのは、単に統廃合の観点からではなく、私自身が長年携わっている、不登校・引きこもり問題と深くかかわる事であるからです。

つい先日、報道であったように、小中学校教員の精神疾患による退職、および休職は、この10年で1.5倍になっているそうです。私の姉も元教員ですが、結婚後一旦退職したのですが、その後、臨時で、そうした精神疾患での休職のピンチヒッターで勤めておりましたが、この十年の急激な増加は、いかに教育現場の教員が疲弊しているかを物語っているのです。
私自身がそうだったので痛感するのですが、不登校の子、一人に教員が真向かうということは、本当に大きなエネルギーが要(い)るのです。不登校の子だけではありません。学校に来ている子たち一人ひとりの家庭状況も、離婚の増加や経済状況など、とても複雑で、ただ勉強しろと教員が言っても、無理なことは、教員自身がわかっている。それでも何とか一人一人の子に真向かおうとしている真面目な教員ほど、精神を病むということになっている。それゆえに、確かに少人数学級だと、社会性の養育にという観点からすれば問題があるといえるかもしれませんが、一人ひとりの児童生徒、そして教員にとっては、大きなメリットであると言えると思うのです。
現在、地元の市、近隣の市町村、県、国、そして不登校の当事者である子供や保護者、支援施設やフリースクールなど、色々な接点をもって、現状の把握と課題の洗い出しと、それを解決する方途を、皆さんと共に模索していく所存です。
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