2026/5/14
中島公園エリアに誕生した複合ビル「ライラックスクエア」へ行ってきました。

現在、再開発が進む札幌市中心部南側の「中島公園エリア」。
そこに新たに建設された複合ビル「ライラックスクエア」にやって来ました。手掛けるのは、世界的な保険・資産運用グループとして知られるアクサ生命保険です。

ライラックスクエアは、2025年6月に竣工、同年10月に開業。
場所は札幌市中央区、地下鉄南北線「中島公園駅」から徒歩3分。かつて「ヤマハセンター」があった場所に建設されました。

建物の9階から14階には「IHGホテルズ&リゾーツ」の最上級ブランドである「インターコンチネンタル札幌」が入居しています。
世界的ラグジュアリーホテルブランドの進出は、札幌の街が“国際都市”としての存在感を高めつつあることを象徴しているようです。

反射して少し見えにくいですが、建物にはフランスを本拠とするアクサグループのロゴも掲げられていました。
世界規模で保険・資産運用を展開する企業が、札幌に大規模拠点を構えていることに、改めて都市としてのポテンシャルを感じます。

大手保険会社の本社機能といえば東京を思い浮かべがちですが、アクサ生命は2014年、東日本大震災後のリスク分散も見据え、札幌に第二本社を設立しました。
首都圏一極集中のリスクが意識される中で、札幌は“バックアップ拠点”としての役割も担い始めています。

「ライラックスクエア」は地上14階建て。
1〜3階は商業フロア、4〜8階はオフィスフロアとなっており、ホテル・商業・ビジネス機能が一体となった複合施設です。

さらに、このビルではスタートアップ企業への支援も行われています。
札幌市が進める企業誘致プロジェクト「大札新」や、北海道が推進するDX・GX戦略とも連携し、“新しい産業を育てる拠点”としての役割も期待されています。

建物のデザイン監修を手掛けたのは、世界的設計事務所「ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッド」。
洗練された吹き抜け構造は、まるでアート作品を観ているかのようでした。

2階にはフードコート「LILAC SQUARE KITCHEN」もあります。
一見すると社員食堂のようにも見えますが、一般利用も可能。周辺のオフィスワーカーだけでなく、観光客でも気軽に立ち寄れる空間になっています。

なお、館内は完全キャッシュレス対応。
現金は利用できず、支払いは電子マネーやバーコード、クレジットカードのみでした。都市の“デジタル化”を象徴するような運営スタイルです。

今回いただいたのは、期間・数量限定の「トマトチキンカレー(税込870円)」。
トマトの酸味とスパイスのバランスが良く、ビジネス街のランチとしては満足度の高い一皿でした。

札幌市は中島公園エリアで、MICE施設の2033年度開業を進める方針を公表しています。
MICEとは、国際会議や展示会、企業イベントなどを指すビジネス交流の総称。ホテルや展示場を含めた大規模複合施設を新たに建設し、国際会議の誘致強化を目指しています。

中島公園エリアでは、こうした再開発が次々と進行中です。
ライラックスクエア内のインターコンチネンタル札幌に加え、「コートヤード・バイ・マリオット札幌」が2024年に開業。さらに「ヒルトン札幌パークホテル」計画も控えており、外資系ホテルの進出が加速しています。
これまでの“静かな公園エリア”の景色が、少しずつ変わり始めています。

ライラックスクエアを出て、目の前に広がる中島公園へ。
園内には重要文化財「豊平館」や、「札幌コンサートホールKitara」などもあり、札幌を代表する文化・芸術エリアとして親しまれています。

地下鉄南北線「中島公園駅」周辺は、繁華街すすきのから徒歩圏内。
それにもかかわらず、喧騒とは少し距離を置いた落ち着いた空気が流れています。都市機能と静けさが共存する、不思議なバランス感覚があります。

人口約200万人を抱える大都市でありながら、少し足を伸ばせば豊かな自然や文化空間に触れられる。それが札幌という街の大きな魅力です。
今回歩いた中島公園エリアもまた、再開発によって“国際都市・札幌”の新しい顔へと変わろうとしています。
ラグジュアリー層やビジネス客を迎える「おもてなしの拠点」として、このエリアが今後どのように進化していくのか注目です。
<仲れいこってどんな人?>
1989年(平成元年)生まれ/東京都出身。2019年YouTubeチャンネル開設、現在SNS総フォロワー11万人を超える。“広く国民の政治参加を促す”2025年石丸伸二氏が立ち上げた「再生の道」から東京都議選に出馬。現在は離党し、地方から日本を元気にするために奮闘中。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>仲 れいこ (ナカ レイコ)>札幌・中島公園エリア再開発へ。「ライラックスクエア」と外資系ホテル進出の現在地