2026/5/2

『東京から新幹線で青森・八戸へ。フェリーで北海道を目指す寄り道旅』の続きです。
前回は八戸で、雨の日でも楽しめるスポット「八食センター」を訪れました。今回は、八戸と苫小牧を結ぶシルバーフェリーに乗り、北海道へ渡ります。
八戸港を22:00に出発し、翌6:00に苫小牧へ到着予定。約8時間の船旅です。

八戸フェリーターミナルへ。最寄りは八戸駅または本八戸駅で、タクシーなら約20分。
私は20:50発の本八戸駅からのシャトルバスを利用して向かいました。

「ようこそ八戸へ」と迎えてくれる1階ロビーは、青森県産の木材を使用し、「南部菱刺し」や「南部裂織」をモチーフにしたデザイン。
天井も高く、洗練された空間が広がっています。以前訪れた記憶と少し違う気がして調べてみると、老朽化に伴い建て替えられ、2024年2月に新ターミナルとしてオープンしたとのこと。時間の流れを実感します。

事前にネット予約をしていたため、自動発券機でQRコードをかざすだけでチケットを発券。
当日のカウンター手続きが不要で、スムーズに乗船準備が整いました。

新ターミナルにはボーディングブリッジが設置されており、屋外に出ることなく乗船できます。
出航は22時ですが、21時過ぎにはすでにゲートが開いており、係員にチケットを提示して船内へと進みます。

今回乗船するのは「シルバーエイト」。
客室へはエスカレーターで移動し、全席指定のため、事前に自分の座席位置を確認しておきます。

船内設備も充実しており、こちらは24時間利用可能なオートレストラン。
シンクや電子レンジ、ポット、自動販売機も揃っていて、長時間の船旅でも快適に過ごせます。

さらに上階には「展望浴室」も。
利用時間は23時まで、翌朝は4:30から再開されます。利用時間が限られているのは、おそらく安全面への配慮によるものなのでしょう。

こちらは2等室の共用洗面所。左右に5台ずつ洗面台が並び、お湯も使用可能です。
ただし温度はかなり高めなので、使用時は少し注意が必要です。

今回利用したのは最もリーズナブルな「2等室」。
ゴールデンウィーク前で混雑を覚悟していましたが、意外にも空きがありました。座席ごとにマットが敷かれていますが、隣との距離は近め。女性専用エリアも設けられているので安心です。

頭上にはコイン返却式の鍵付きロッカーがあり、一人一つ利用可能。
手荷物には十分ですが、大型のスーツケースは収まらないため、共用スペースでの管理が必要になります。

八戸を出発してから約7時間。
苫小牧西港フェリーターミナルが近づいてきました。到着1時間前の朝5時頃、船内の照明が一斉に点灯し、乗客たちが下船準備を始めます。

遠くに見える山は、おそらく樽前山。
支笏湖南側に位置する標高1,041mの活火山です。

船上から眺める朝日。
移動そのものが、旅の大切なワンシーンになっていきます。

船員たちが手際よく入港準備を進めていく様子も印象的。
防波堤に囲まれた港へとゆっくり近づき、小型船の姿も見えてきました。

無事、苫小牧西港フェリーターミナルに到着。
乗用車と並べて見ると、その大きさがよく分かります。シルバーエイトは全長142.6m、旅客定員600名を誇る大型フェリーです。

到着後はタクシーで約10分、「ぷらっとみなと市場」へ。
地図では近く感じますが、徒歩だと約55分。北海道のスケールの大きさを実感します。

朝7時前にもかかわらず、市場はすでに活気にあふれていました。
この日は水曜日でしたが祝日だったため営業しており、無事に入ることができました。
営業時間 07:00~16:00 定休日 水曜(祝日の場合は全店営業)

まずは北海道限定「サッポロクラシック」の生ビールで一杯。
1985年の発売以来、北海道の風土に合わせて作られてきた“地域密着型”のビールです。

名物の「ホッキカレー」(1,600円)もいただきました。
黒褐色のルーに細かく刻まれたホッキ貝が入り、スパイシーな味わいの中に旨みがしっかりと感じられる一皿。実はリピートするほどのお気に入りです。

苫小牧西港周辺は、ホッキ貝をはじめとした海の幸や、豊かな自然が楽しめるエリア。
北海道の海の玄関口としてだけではなく、その周辺を散策してみるのもオススメです!
『東京から新幹線で青森・八戸へ。フェリーで北海道を目指す寄り道旅』、いかがだったでしょうか。少しでも旅の参考になれば嬉しいです。
<仲れいこってどんな人?>
1989年(平成元年)生まれ/東京都出身。2019年YouTubeチャンネル開設、現在SNS総フォロワー11万人を超える。“広く国民の政治参加を促す”2025年石丸伸二氏が立ち上げた「再生の道」から東京都議選に出馬。現在は離党し、地方から日本を元気にするために奮闘中。
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