2025/11/11
「政治家って、結局なにをしているの?」
そんな質問を受けることがあります。
議員になる前の自分も、正直その答えをはっきりとは持っていませんでした。
でも、この1年半の活動を通して感じたのは、政治家とは“問う人”であり、“動かす人”だということです。
私はできるだけ、思い込みや聞きかじった情報で質問しないように心がけています。
自分の目で確かめ、関連情報を調べ、比較検討を行ってから議会での質問に臨むことを大切にしています。
例えば、糸満市の教育費の割合。
「なんとなく少ない気がする」ではなく、実際に11市のデータを分析し、糸満市が10番目であることを確認し、また単年度だけでなく、糸満市の過去の教育費の推移を調べました。
そこから初めて、
「なぜ底上げする必要があるのか?」
「底上げすることで得られる効果は?」
「教育現場の問題の改善に期待できるのでは?」
という建設的な議論に進むことができます。
そればかりか、明確な数字や根拠があれば理解しやすいため、他の議員も同じ問題意識を共有しやすくなるという副次的効果も期待できるのです。
ペット防災の提案は、誰かから要望を受けたものではありません。
私自身が災害時の避難計画を調べている時、犬や猫などの記述が一切ないことに気付いたのがきっかけでした。
「もし、ペットと一緒に避難してくる住民がいたら、現場は混乱しないだろうか?」
そうした疑問が湧き上がり、その後、調査を進めると、あるアンケートでは「ペットの避難について不安がある」(22%)という報告があることを確認し、ペット同行避難マニュアルの必要性を考えました。
まだ問題が起きていない段階であっても、“起きてからでは遅い”という視点で、先回りして考える。
それも政治や行政の大事な役割だと思っています。
議会においては、他の議員の質問から学ぶことも多く、思わず手元のメモを取ることがよくあります。
そして、タブレットが支給されてからは、その場で分からないことをすぐに調べることができるようになり、市政が抱える課題に対して、より深い理解を進めれるようになったと感じています。
デジタルは“便利さ”のためだけでなく、議論の質を高めるための大切な道具でもあります。
「わからないことをそのままにしない」
──この積み重ねが、より正確な提案と、より深い問いへとつながっていきます。
政治家の仕事は「問題を指摘すること」ではなく、「解決までの道筋を設計すること」だと思います。
行政に「やって」と言うだけでは、何も動きません。
制度には予算や人員、ルールといった制約があります。
だからこそ、行政と同じテーブルで「どうすればできるか」を一緒に考える。
そこに、自分のこれまでの経験や知識を交えて加えることで、より良いアプローチや施策ができるのではと思っています。
この共に考える姿勢が、行政を動かす第一歩であるはずです。
政治家とは、ただ声を上げる人でも、
答えを知っている人でもありません。
市民の声や、まだ声になっていない違和感を出発点に、「問いを立て」「現状を調べ」「答えへの道筋を描き」「行政と共に動かす」。
その一連のプロセスをデザインするのが、政治家の役割だと考えています。
政治は「暮らしの延長線上」にあります。
給食、通学路、健康、災害対策。
どれも生活の中にある“気づき”から始まります。
思い込みで語らず、事実を調べ、そしてできれば問題が起きる前に備える。
これからも、学び、問い、共に動かす政治家として、一歩ずつ、糸満の未来を動かしていきたいと思います。
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クロシマ アラタ/42歳/男
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