2026/9/14

鴻巣市議会議員の中西こうじろうです。
学校に通うことが難しくても、安心して過ごし、自分に合った形で学べること。
そんな環境を地域で支えていきたいと考え、令和8年9月議会の一般質問で「不登校のこどもの学びの保障」を取り上げます。
今回は、フリースクールなどを利用する家庭への経済的な支援、居場所を運営する団体への支援、学校・行政と民間団体の連携について、市の考えを伺います。
私は8月9日、ソニックシティで開催された「不登校の子どもを支えるためのセミナー」に参加しました。
そこで、不登校を経験した方の言葉が心に残りました。
「大人が、こどもが『ここにいてよい』と思える場所をつくってほしい。こどもにはつくれないから」
こどもに必要な場所や時間は、一人ひとり違います。
学校の別室で落ち着いて過ごせる子もいれば、学校の外にある居場所で、人とのつながりを取り戻す子もいます。まずは家庭でゆっくり休む時間が必要な場合もあります。
好きなことに取り組み、関心を深める経験も、大切な学びです。
本人の気持ちやペースを大切にしながら、安心できる居場所と学ぶ機会を支えていく。その視点を大切にしたいと思います。
不登校のこどもを持つ保護者の方から、これまでに「仕事がしにくくなった」「フリースクール等を利用すると費用がかかる」といったお話を伺いました。
家庭の負担には、利用料のほかにも、交通費や送迎、付き添いによる仕事への影響などがあります。
こどもに合う場所が見つかっても、費用の面で通い続けることが難しければ、こどもにとっても保護者にとっても悩ましいことです。
そこで今回、フリースクール等を利用する家庭への経済的な支援について、鴻巣市としてどのような対応を検討できるかを伺います。
ここで考える学びの場は、「フリースクール」という名前の施設に限りません。NPOや地域の団体などが運営する学習支援や居場所も含め、こどもの実情に合った支援を考えていきたいと思います。
こどもが安心して通うためには、その場所が継続して活動できることも大切です。
鴻巣市には「こども食堂等応援金」があり、要件を満たすフリースクールや学習支援教室も支援の対象となっています。地域の居場所を支える大切な取組です。
一方、団体によって活動日数や利用するこどもの人数は異なり、必要となる場所代や人手にも違いがあります。
運営する方々からは、自己資金やボランティアの協力に支えられながら、活動を続けているという声も伺っています。
現在の支援を土台として、活動日数や利用人数など、実際の活動に応じた支援を充実できないか。継続してこどもを支えるための方法を、市と考えていきたいと思います。
学校の先生方や行政の職員の皆さんは、日々、こどもや家庭への対応に取り組んでいます。
また、フリースクールや親の会、相談支援を行う団体には、日頃の関わりの中で寄せられる悩みや気づきがあります。
それぞれが持つ経験を共有することで、こどもや保護者が必要な支援につながりやすくなると考えています。
今回の質問では、現在の連携の取組を確認するとともに、民間団体から定期的に課題や提案を聴く機会をつくれないかを伺います。
既存の会議や研修、日頃の意見交換を活用するなど、先生方や支援者の負担にも配慮した方法を考えていきます。
こどものことを心配するあまり、保護者が自分の悩みを後回しにしてしまうこともあると思います。
こどもが安心して過ごせることと、保護者が一人で抱え込まずに相談できること。その両方を大切にしたいと考えています。
市や学校、地域の皆さんの取組を踏まえながら、一人ひとりに合った学びと居場所を支えるため、建設的な議論を重ねていきます。
一般質問は、9月15日(火)の2番目(10時15分頃)に登壇する予定です。詳しくは、鴻巣市議会の一般質問一覧をご覧ください。
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