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「モノを売る商店街」からの転換を (令和7年第2回定例会の一般質問 その3)

2025/2/16

白岡市議会議員 細井藤夫です。

 

令和7年第2回定例会の一般質問は3問です。

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3問目は、市内の「商店街」について。

 

昨年12月に掲載した私のブログを、一般質問として取り上げるものです。

市内経済活性化へのひとつの思案 - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム

質問としては「商店街を何とかしてほしい」なのですが、それと同時に「にぎわいを創ったところで、ひとが来ないことには…」という思いもあります。

 

今回、3問で持ち時間がかなり厳しいので、読み原稿には書きませんが、最後に残り時間があれば、言いたいことがありますので、それを先にここに書いておきます。

「それぞれのお店が、お客様(市民)のために一生懸命にやろうとしている。魅力がないとか、ほしいモノがないとかいう理由で離れることは、お店の廃業につながる。このまま10年後、20年後に『何も買えない街』になるか、時代に即した『モノを買える街』になるかは、市民の『商店街で買う』という意識も大事」

 

その想いのうえで、あえて、「市、商工会、商店街の意識改革」を求める方向で質問するものです。

 

以下、読み原稿(予定稿)です。

 

【 [モノを売る商店街」からの転換を】

市内各地にあった商店街は、昭和末期から衰退を続け、もはや風前の灯といった状態にあると認識しています。

しかし、一方で、これから本市が迎える2つの転換点に適切な対策をとることで、再生する可能性があると考えます。

 

まず、本題に入る前に、この質問においての「商店街」のイメージについて、簡単に説明させていただきます。

 

 

昭和型の商店街は、「なんでも揃う」ということに主眼が置かれ、さまざまな店舗が軒を連ねていました。

本市の商店街にも、「モノを売る店」が多数ありました。

しかし、ショッピングモール、大型量販店、食品スーパーなど、商店街のそとに集客力のある店舗が出来、「郊外型買い物環境」へと変化した結果、また、インターネットショッピングの定着などで、「モノを売る店」が衰退してきた、というのが、これは全国的な傾向ですが、本市でもそうした流れがあったと考えます。

一方、「サービスを売る、サービスを提供する店」は、そこの店独自のサービスをもって固定客を獲得することができ、昨今の不景気でも定着、存続しているお店が多い、ということも、傾向として言えるのではないかと考えます。

この「モノを売る店」「サービスを売る店」は、完全に二分化できるものではなく、一部に重なりもありますが、今回の質問では、端的に二分化して伺います。

 

(質問事項1のア、質問事項1のイ)

まず、最初に、過去に実施した「プレミアム付商品券」の売上規模、参加店舗数の推移について2点お伺いします。

ア として、大規模店と小規模店の利用比率をお伺いします。

(答弁)

イ として、「モノを売る店」と「サービスを売る店」の参加比率をお伺いします。

 

 

本年第1回臨時会で可決した議案第1号において、「プレミアム付商品券」事業が決定しましたが、今回の実施においては、割合を半々にされるということで、小規模店に対しての事業効果も期待できると考えます。

一方で、参加店を見ると「モノを売る店」がブレ幅はありますが、だんだん減少していると分析します。

 

白岡市商工会が行った「街バル」という、主に飲食店向けのイベントがありました。

本市の「街バル」では参加店を飲食に限定せず、その他業種も参加できたわけですが、こちらも、やはりブレ幅はあるものの、飲食・サービス店の参加比率が上昇する一方、小売業は参加比率、参加店数共に減少の傾向がみられます。

 

この状況は、やはり危機的と思いますので、これから先を考える前に、現状をしっかりと見る必要があろうかと思います。

(質問事項2)

そこで、本市各地の商店街の衰退について、どのようにとらえているか見解をお伺いします。

 

 

令和5年7月に、街づくり課が「白岡市都市計画マスタープラン改定にかかる市民アンケート」を実施しました。

このアンケートのなかに、本市の現状と課題について伺う項目が数点ありました。

 

まず、本市の課題についての質問への回答ですが、「駅前で滞在できる飲食店や店舗が少なく、まちなかで食事や買い物を楽しめない」ことを課題とする声が80.6%と多いほか、「娯楽・レジャー施設が充実しておらず、市内に楽しめる場所が少ない」との声も52.7%と過半数が、そうした店の不足を感じている、という結果です。

 

もう一点、今後のまちづくりについての質問への回答ですが、「遊ぶところや買い物施設を多くする」が52.3%、「楽しいイベントを充実させる」が16.3%など、まちなかでのにぎわい創出を期待しています。

 

住環境への取組についての質問では、「日常生活に必要な商業施設等の充実」を望む声が65.2%あります。

つまり、本市の市民は、適切な商業環境や賑わいがあることを期待していると考えられるのではないでしょうか。

 

(質問事項3)

一年半前のアンケートですので、これが本市の市民の直近の意識と考えますが、ここから本市の商業についてどのような課題があると考えるか、市の認識をお伺いします。

 

(質問事項4)

さて、篠津地域に整備がすすむ「イチゴノオカプロジェクト」が最終的に完成した際、本市には約30万人の交流人口が見込まれるといいます。市外から来られる方が商業に求めるものは何か、お伺いします。

 

 

いままで本市の商業は、どちらかというと内向きの、市民が来店することを待つ商業だったと考えます。しかし、「イチゴノオカ」でお越しになる30万人は、ほぼ市外のかたです。

この方々を、駅から「イチゴノオカ」に直行、直帰させることでは、市民への恩恵、市内商業への恩恵は限定されます。

「イチゴノオカ」に来られた観光客のかたを、施設外の商業施設での消費に結びつけることが、本市の経済発展の観点からも重要と考えます。

 

いままで本市の既存店で買い物をされない方も、ある意味では観光客と同様で、「ここでしか買えないから」「白岡のお店で買える」などといったきっかけをつくることで、購買意欲を刺激することが重要と思いますので、そうした観点からも、「イチゴノオカ」を機に、商業のあり方を変化させる好機だと思いますので、商工会や商業者とも連携しながら、「観光客が求めるものはなにか、いちげんさんが求めるものはなにか」を検討していただき、その観点を、各店舗で取り入れていただけるような取組を検討いただきたいと考えます。

 

もうひとつ、本市の商業における転換点がありますので、そちらについてもお伺いします。

 

現在、白岡駅西口から県道さいたま栗橋線を結ぶ都市計画道路「白岡駅西口線」を整備しています。

この道路、令和13年度完成予定ですが、開通することで、特に車の往来が激変すると考えます。

 

久喜市街地からは県道春日部菖蒲線から中央通り、白岡駅西口線へ。

旧菖蒲町方面からは、篠津交差点で県道さいたま栗橋線へ入り、白岡駅西口線へ。

篠津地域は、埼玉りそな銀行前の交差点から中央通りに入り、白岡駅西口線へ。

西地区は、さいたま栗橋線交差点から白岡駅西口線へ。

蓮田市街地方面からは蓮田市西新宿からさいたま栗橋線を直進して、白岡駅西口線へ。

 

恐らく、車の走行の容易な、白岡駅西口線への走行経路の大転換がなされるのではないかと考えます。

 

このことは、一方で、市内商業者、特に、白岡駅西口近隣の商業者にとっては、店前の車の通行量の減少にもなりますので、商業への影響を懸念します。

 

(質問事項5)

白岡駅西口線の開通後、市内の商業に与える影響をどう考えるか、お伺いします。

 

 

 

本市のような規模の自治体における商店街は、最終的に「ある程度のモノとサービス、両方が揃う」総合型の商店街になることが望ましいと考えますが、日中の来訪者数、通行量などの現状をみるに、本市の場合、まずは、「通りにひとを歩かせる」必要があると考えます。

また、市民アンケートの結果などからも、本市では「モノを売る店」ではなく「サービスを売る店」の需要が大きいと考えます。

 

(質問事項6)

「サービスを売る店」の出店誘導を図ることで、通りを活気づけるためにも、例えば、起業セミナーを「飲食店開業のための起業セミナー」として開催するなど、「サービスを売る店」を増やすための施策をとるべきと考えるがいかがでしょうか。

 

 

最後に、商業全般についてお伺いします。

「コンパクトシティ」を目指すためにも、適度の商業集約を図るべきと考えます。

そのための場所として、やはり、既存の商店街を再度活性化する必要があると思いますし、長年の衰退を「どん底」として、これからの再興を求めます。

 

(質問事項7)

これからの市内商業のありかたをどう考えるか、お伺いします。

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著者

細井 藤夫

細井 藤夫

選挙 白岡市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 550 票
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白岡市議会議員選挙

肩書 白岡市議会議員(会派WAKABA) 産業建設常任委員+議会広報常任委員。 白岡市都市計画審議会委員。 白岡市指定家庭保育室「サクラ保育所」施設長
党派・会派 無所属
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