2026/6/6
白岡市議会議員 細井藤夫です。
令和8年第3回(6月)定例会、一般質問の通告は3番目。6月8日(月)に登壇します。
今回の一般質問では、
① 農業の「地域計画」を着実に進捗していただくための官民連携
② 少子高齢化等の時代の流れを見据えた都市公園整備の考え方
を取り上げます。
本稿では、都市公園の整備の考え方についての一般質問の読み原稿を掲載させていただきます。
【公園の今後のあり方についての質問】
通告内容の(1)と(2)は、数十年後を見据えた公園のあり方を問う質問です。
白岡市には31か所の都市公園があります。

どの都市公園も、それぞれの地域に欠かせない憩いの場として、市内外のみなさまに広く親しまれ、利用されています。
しかし、私の考えとしては、「今の環境のまま、20年後、30年後も変わらない」ということが最適解だとは思えません。
少子化の影響で遊具で遊ぶ子どもの実数が減少、一方で高齢化が進み公園に行くひとの年齢層も当然に変わっていく…
先々「その公園に行くひとたちが、どんな層になり、どんなものを求めるか」を考えて、それにみあった整備をしていかないと、市民ニーズと行政のズレが大きくなるのではないか…、という考えです。
(と同時に、予算支出の効率化からも、維持管理費用が将来的に課題になる、ということも考えています。今回は、その点は直接触れませんが…)
「遊具類をいつまでも置き続けることだけが、正解ではない」ということと、「地域ニーズに応える整備を考えてほしい」ということ、この2点を根底において、今聞けることを取り上げるものです。
【公園の砂場についての質問】
通告内容の(3)は、公園の砂場の整備について問う質問です。
4月末の「無所属議員の会さいたま」の勉強会で、埼玉県庁を訪問した際に、県庁舎のとなりの県有地で、埼玉県と県内メーカーの実証実験が行われているのをみて、「これは!」と思ったことを、今回の機会にあわせてとりあげるものです。

こちらが、埼玉県庁の実証実験です。

雑草がはえにくい人工砂をまいて、どれだけ効果があるかをみる実証実験でしたが、ここまで明確な差が出ています。
この人工砂のような「雑草がはえない素材」が使えれば、公園の砂場の除草管理が軽減され、子どもにとっても「いつでも遊びたくなる砂場」にできるのではないかと考えました。
環境を適切に保っていくことと同時に、管理手間を軽減していくことが両立できれば、市民にも公園管理者にもプラスになるはずです。
(特定メーカーの製品を導入することを求めるものではありません。念のため…。)
【以下、今回の一般質問の読み原稿です】
つぎに、白岡市内の都市公園の設備、特に遊具類について、質問をさせていただきます。
現在、市内には、31か所の都市公園が整備されており、どの公園も市民の憩いの場として広く親しまれています。
しかし、これから先の時代、ずっと親しまれるためには、その維持管理について、先を見据えての変革が必要になると考えますので、その視点を問うものです。
【質問(1)】
まず、最初に、現状の確認として、市内の都市公園について、どのような設備があるか、特に遊具類について、概要をお伺いします。
本市は、2020年の人口は52,214人でしたが、本年5月1日現在では52,080人と、既に人口減少社会に入っていると認識しています。
今後も人口減少を続け、2050年の社人研推計値は49,395人と推計されています。
本市の「白岡市人口ビジョン」においても、2060年の目標を46,000人と定めており、5万人を下回る社会への検討を丁寧に進める必要があると考えます。
https://www.city.shiraoka.lg.jp/material/files/group/2/shiraoka-jinkoubijyon.pdf
主に公園の遊具を利用する対象となる0歳から14歳までの人口についてですが、人口比率は11%程度で微減にとどまるものの、人数は2020年の6,503人が、本年5月1日には6,001人、社人研推計では2050年には5,444人と推計されています。
これについては、市全体での数値ですので、学校の適正配置や宅地造成といった今後の環境の変化など、子どもが減らない地域、減る地域を含めて考える必要もあろうかと思います。
一方で、65歳以上の方は2020年14,785人、本年5月1日に15,118人、社人研推計で2050年は17,796人となり、その比率も2020年の28,32%から本年5月1日には29.03%、社人研推計では2050年には36.03%と、人口の3分の1を超える推計です。
こうした人口構造の将来的な変化によって都市公園が「こどもの遊び場」から、今後は「憩いの場」「穏やかに時を過ごす場所」としての性格をより強めていくことを想定していく必要もあろうかと考えます。
子どもにとっては、遊ぶ環境は当然に必要です。
しかし、遊具利用者が減少していくということであれば、より幅広い年齢層のかたが使える健康遊具への入れ替えや、遊具を設置しない公園にするといった判断をされることを含め、20年後、30年後といった長期を見据えて、各都市公園の利用者層を人口推計などをふまえて想定し、地域のニーズを踏まえて施設を変化させていくことで、「この先の時代に公園に集う人々のボリュームゾーンに最適化していく」という発想も必要になると考えます。
【質問(2)】
将来の公園利用者をある程度想定した遊具等の最適化を、今後検討してはいかがでしょうか。
最後に、公園の関連でもう一点、砂場についてお伺いいたします。
公園にある砂場は、お子さまには絶好の遊び場だと理解しております。
それと同時に、保護者が子どもに衛生感覚や生活習慣を教育するきっかけを作る場としても重要だと考えます。
「家に帰ったら、汚れた洋服を着替えて、手をしっかり洗う」といった生活習慣、衛生感覚を幼少期に身につけるためにも、砂場を設置することは有益なものと考えます。
特に、低年齢層の多い地域の公園においては、砂場を今後も維持管理していただければと願うものです。
近年の酷暑や、地域のお子さまの減少など、様々な理由はありますが、砂場で遊ばない間に砂が固くなったり、雑草が繁茂するといった状態になり、結果として「遊びたくない場所」になってしまっている公園があることも事実です。
しかし、根を強力にはった状態の雑草を、除草すること、あるいは、砂をほぐすなどの作業を行うことは、作業されるかたの労力だけでなく、特に近年の酷暑による屋外作業の体調管理の問題も考慮しなければならないと考えます。
本年4月末に、埼玉県庁を訪問した際、県庁左手の駐車場付近で埼玉県がメーカーと行っている、雑草を生えさせない性能をもった人工砂の実証実験をみてまいりました。
資料は、同じ場所を2つの角度から撮った画像になります。
通常の土と人工砂を使った範囲で、極端に雑草の繁茂状態に差があり、人工砂の範囲では見事に雑草を防いでいる、その状況をご確認いただけるかと思います。
お子さまが遊ぶ、触った手を口まわりに運ぶことを考えれば、砂場には農薬等は使用できませんし、従来と異なる砂を使うということであれば、その砂の安全性の検証は必要だと思いますが、こうした人工砂のような、新しい素材を使うことで除草作業の負担が一定期間減少できるのであれば、遊びに来るお子さまにも、施設管理の側にもメリットがあるものと考えます。
【質問(3)】
今後の砂の入れ替えの際など、タイミングをみて、雑草が生えにくい砂材にするなどの対策を検討されてはいかがでしょうか。
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ホーム>政党・政治家>細井 藤夫 (ホソイ フジオ)>都市公園の遊具等の在り方は (令和8年第3回定例会の一般質問 その2)