2025/2/15
白岡市議会議員 細井藤夫です。
令和7年第2回(3月)定例会での一般質問は3問通告を行いました。
大規模災害発生時の救援体制は (令和7年第2回定例会の一般質問 その2) - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム
「モノを売る商店街」からの転換を (令和7年第2回定例会の一般質問 その3) - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム
今回の1問目は、「平和を考える取組」を求めるものです。
以下、予定している読み原稿です。
【平和を考える取組を】
今年、2025年は、太平洋戦争の終戦から80年にあたります。
さきの戦争の歴史は、加害、被害ともに、深い反省とともに決して風化させてはならないものと考えます。
一方、世界に目を向けると、とても「平和」とは遠い状況が続いています。
イスラエルとパレスチナの戦争は、現在、停戦状態にあるものの、依然予断を許さぬ状況が続いており、中東地域を不安定にしています。
パレスチナのガザ地区をアメリカが所有し、現地住民を強制移住をさせるというトランプ大統領の発言は、この地域へさらなる不安定をもたらすものであり、原油の供給における不安材料となるものでもあります。
ハマス 人質3人を新たに解放 解放された人質19人に 停戦維持か | NHK | イスラエル・パレスチナ
ウクライナでの戦争は3年を超えました。
チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所への無人機攻撃が行われ、幸い放射能漏れの影響は現時点では認められないものの、「核の脅威」と真剣に向き合わなければならなくなりました。
アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領が「ウクライナの領土割譲」を含む形での停戦を主張しましたが、ウクライナのゼレンスキー大統領、また、ヨーロッパ各国が「ウクライナと欧州抜きでの和平の流れは認められない」との声明を出しました。
ヨーロッパでの小麦の一大産地であったウクライナが戦時下にあることで、世界中で小麦不足による食糧不安が続いています。
【詳細】ウクライナ情勢 ロシアが軍事侵攻 戦況地図とともに詳しく 各国の外交や支援は(2月14日の動き) | NHK | ウクライナ情勢
従来、世界において強力なリーダーシップを発揮してきたアメリカの、地球温暖化についてのパリ協定からの離脱、世界保健機関(WHO)からの脱退など、国際的協調主義から自国優先主義に転換する動きも、今後の国際社会においての懸念材料と考えます。
アメリカ トランプ大統領「パリ協定」から離脱する大統領令に署名 地球温暖化対策の国際的な枠組み | NHK | トランプ大統領
アメリカ トランプ大統領 WHO=世界保健機関からの脱退を表明 大統領令に署名 | NHK | WHO
エネルギー、食糧、地球温暖化、感染症等の衛生対策への不安は、世界的なリスクとなるものです。
本年1月28日、アメリカ合衆国化学安全保障委員会は
「ロシアのウクライナへの侵攻による戦争が3年目を迎え、軽率な決断や偶発的な事故によりいつ核戦争が起きてもおかしくない状況だが、核を管理するプロセスは崩壊しつつある」
「世界は核兵器使用に強い忌避感を抱いてきたが、弱まっている兆候がある」
「温室効果ガスの排出量は引き続き増加している。気候変動の影響を受けた被害は全ての大陸に影響した。しかし世界の取り組みの長期的見通しは立っていない」
「各国の指導者は、手遅れになる前に世界的なリスクについて議論を始めるべきだ」
として、1947年の公表以来、冷戦時代を含めて残り時間が最も少ない89秒であると、「終末時計」を更新しました。
人類滅亡まで「残り89秒」 米誌発表の「終末時計」、2025年は前年より1秒進む:朝日新聞SDGs ACTION!
2025 Doomsday Clock Statement - Bulletin of the Atomic Scientists
平和国家である日本が、世界平和を希求し、国際的な協調体制をとるためのリーダーシップをとるべき、重大な局面であると認識しています。
さて、終戦80年という時間ですが、この間の流れによって、わが国では「戦争」が遠い過去の、教科書に書かれた歴史上の出来事となりつつあるのではないでしょうか。
市民レベルで、さきの戦争の時代や終戦後の困難を、今一度、見聞きし、考えていくことが、「平和を求め続ける」ためにも、必要だと考えます。
そこで、本市の「平和を考える取組」について、2点質問させていただきます。
(質問事項1)
まず、1つめは、「さきの戦争について、市民の声をのこす」ことについてです。
市内に戦争経験者のかた、あるいは、父母兄弟等が戦争の影響を受けた方がご健在なうちに、戦時下のくらしや、従軍などについて、協力いただける範囲での聞き取りをおこなうなど、風化させない取組をしてはいかがでしょうか。
(質問事項2)
もう一点、「戦時下をみることで学ぶ」ことについてです。
戦時下の記録や当時の物品など、市民がみて考える機会をもってはいかがでしょうか。
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