2026/9/12
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
本日9月12日、神戸市北区有馬町の旧有馬幼稚園舎で開かれた「有馬地域における児童預かり施設」のオープニングセレモニーに出席いたしました。観光地ならではの課題と、子育て世代への支援。その二つを一度に解こうとする取り組みです。

● 観光地ならではの課題に、地域が出した答え
有馬地域では、観光産業の人手不足や子育て世代の流出といった課題が、長く指摘されてきました。日曜・祝日や大型連休は、まちが最もにぎわう一方で、旅館や商店で働く保護者にとっては、子どもを預ける先が見つかりにくい時期でもあります。
今回の施設は、地域が策定した「有馬温泉まちづくり基本計画」を土台に、公募で選ばれた有馬児童預り事業共同事業体と神戸市が進めてきたものです。9月21日から受け入れが始まり、日曜・祝日・長期休暇のうち年間約80日、午前8時30分から午後5時30分までお子さんを預かります。対象は有馬小学校に在籍する児童と、保護者が有馬町に在住または在勤の児童。利用料金は1日2,500円(有馬小学校在籍児童は300円)で、昼食とおやつが付きます。

● 六甲の木と神戸の茅でできた、子どもたちの居場所
会場となった旧有馬幼稚園舎は、閉園後の建物を改修して生まれ変わりました。設計は関西学院大学建築学部の山根周研究室および学生有志グループと、株式会社クラウドアーキテクツ。家具には神戸市産の間伐材が、入口のゲートや吊り照明の一部には神戸市産の茅が使われ、新しく設けられたウッドデッキには六甲山のヒノキが用いられています。デッキは上から見ると、有馬ゆかりのひょうたん型。地域の資源と若い世代の発想、そして職人の技が、一つの空間に重なっていました。
整備にあたっては、明治安田生命保険相互会社からの企業版ふるさと納税によるご寄附が活用されています。式典では同社への感謝状の贈呈やテープカットが行われ、久元喜造神戸市長も出席されました。

● 観光地の働き方を変える一歩として
式典後の内覧と意見交換では、記録的な猛暑が観光客の動向に与えた影響など、現場の実感に基づくお話も伺いました。働き手の環境を整えることと、地域の子どもたちを支えること。この二つを切り離さずに進める発想は、有馬に限らず全国の観光地に通じるものだと感じています。
地域の皆さまが長年積み重ねてこられた議論が、こうして形になったことに、あらためて敬意を表します。この取り組みが根づき、北区の他の地域にも広がっていくよう、県政の場からしっかり後押ししてまいります。

兵庫県議会議員
神戸市北区
大塚公彦
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