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盲導犬の受け入れ、なぜ断られる?共に考えたい【神戸市北区】兵庫県議会議員 大塚公彦

2026/7/15

こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。

盲導犬を連れた方の受け入れについて、考えさせられる報道がありましたので、ご紹介します。

● 受け入れ義務化から時が経っても、なお4割が「拒まれた」

盲導犬を連れている方が、宿泊施設や飲食店などの利用を断られる事例が後を絶たないと報じられています。日本盲導犬協会が行った調査では、2025年の1年間に受け入れを拒まれた人は216人中94人(43.5%)に上りました。障害者差別解消法が施行された16年の調査時(55.2%)からは改善しているものの、拒否の事案はなくなっていません。

2002年施行の身体障害者補助犬法は、不特定多数の人が利用する施設で盲導犬の同伴を原則として拒んではならないと定めています。16年には障害者差別解消法が施行され、24年の改正では「合理的配慮」の提供が義務化されました。それでも、「衛生面が心配」「アレルギーを持つ利用者への対応」「トラブル時の責任所在」といった事業者側の不安が、受け入れ拒否の背景にあるとされています。不当な拒否は民法上の不法行為に当たり、賠償責任を負う可能性があると専門家は指摘しています。

● 歩み寄りのための取り組みも

記事では、前向きな取り組みも紹介されています。ホテルを展開する住友不動産ヴィラフォンテーヌ(東京)は、盲導犬ユーザーの受け入れを新入社員研修に組み込み、5月中旬には約50人が参加して、盲導犬ユーザーの佐藤むつみさんの実体験を聞き、チェックインから部屋への案内、食事の説明までの一連の対応を約2時間かけて確認したとのことです。

盲導犬を巡る法律に詳しい大胡田誠弁護士は、事業者と利用者の「双方が建設的な対話を通して歩み寄ることが欠かせない」と話されています。なお、全国で活動する盲導犬は26年3月末時点で745頭とのことです。

● 誰もが安心して外出できるまちへ

盲導犬は、視覚に障害のある方の大切なパートナーであり、その同伴を受け入れることは、誰もが安心して外出できる社会の土台です。神戸市北区のお店や施設でも、正しい知識が広がることで、不安からくるすれ違いは減らせるはずです。

私も、障害のある方もない方も共に暮らしやすい地域づくりへ、理解の輪を広げる取り組みを応援してまいります。

(出典:日経新聞)

兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦

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