2026/6/22
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
本日は、全国の農業を支える水路の老朽化と安全対策について取り上げます。毎日の食卓に届く米や野菜を育てるために欠かせない農業用水路に、いま深刻な課題が浮かび上がっています。
● 農業水路の半分が「寿命」超え
全国の田畑に水を届ける農業用水路のうち、約50%が標準耐用年数を超えていることが明らかになりました。農水省によると、基幹的な農業水利施設は全国に約7700か所あり、水路の総延長は約5万キロメートルにも及びます。これらの施設の多くは高度経済成長期に整備されたもので、老朽化が進む中、漏水や破損などの突発事故が年々増加しています。1993年度以降、事故発生数は右肩上がりで増え続けており、特に地下を通る管水路(パイプライン)の比率が高まるにつれ、目に見えない場所での事故リスクが深刻化しています。
● 農水省が事故リスクの緊急調査へ
こうした状況を受け、農水省は道路の下を通るパイプラインについて事故リスクの緊急調査に乗り出す方針です。管水路の破裂は道路の陥没や周辺地域への浸水被害を引き起こす恐れがあり、住民生活の安全にも直結する問題です。これまで地下の管水路は点検が難しく、劣化の進行が見えにくいという課題がありました。農水省は今後、高リスクのパイプラインを特定し、計画的な補修・更新につなげていく方針です。
● 地域の安全と農業を守るために
神戸市北区をはじめ、兵庫県にも多くの農業用水路が張り巡らされており、この問題は決して他人事ではありません。老朽化した水路は農業への安定的な水の供給に支障をきたすだけでなく、転落事故など人命にかかわる危険も伴います。地域に暮らす皆さまの安全を守るためにも、国と地方が連携し、計画的な点検と補修を着実に進めていくことが重要です。私も県議会議員として、地域の農業インフラの安全確保に引き続き取り組んでまいります。
(出典:日本経済新聞)
兵庫県議会議員 / 神戸市北区 / 大塚公彦
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