2026/6/3
みなさん、こんにちは!
田中ヒロシです。
中野区長選挙・区議補欠選挙がスタートして4日目。マイクの声や選挙カーの姿にも、すっかり見慣れてきた頃かもしれません。
突然ですが、皆さん、こんなこと思っていませんか?
「ぶっちゃけ、自分の一票くらい行っても行かなくても、結果は変わらないでしょ?」
「政治のことはよくわからないし、誰に入れたらいいかも迷う。だったら、今回はパスでいいや」
その気持ち、すごくよく分かります。何万票、何十万票と集まる選挙の中で、自分の1票なんて砂浜の砂粒の1つのように思えてしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください。 もしあなたが「行かない」と決めてスマホをいじっているその瞬間、あなたはゲームでいう「大損」をしていて、誰かの推しを勝手に2倍有利にさせているとしたらどうでしょうか?
今日は、スマホゲームや「推し活」の感覚でわかる選挙のカラクリと、ここ中野区で実際に起きた、大人がガチで震えた「1票の大逆転ドラマ」についてお話しします。この記事を読み終える頃には、「今回の中野区長選、ちょっと行っておくか」と思えるはずです。
あっ、それとこちらもお読みください。
中野区長選・区議補選3日目「派手な公約」よりも、私たちの「名もなき日常」安心安全な街の話をしよう。
まず、10代のみなさんに知ってほしいのは、「選挙に行かない=不参加(棄権)」ではなく、「自動的に相手のチームにポイントが加算される仕組み」だということです。
分かりやすく「推し活」のオーディション投票や、スマホゲームの対戦で例えてみましょう。
ここに、AさんとBさんという2人の候補者がいるとします。
Aさん: 「これからは若者のために、中野の各駅周辺にみんなが使える公共のおしゃれなカフェやWi-Fiスポット、放課後自由に使えるフリースペースをたくさん作ります!」
Bさん: 「若者の施設は後回し! それよりも支援団体が要望している商業施設やルールを実現!」
あなたが「Aさんのアイデア、ちょっといいな」と思ったとします。でも、「めんどくさいから投票に行かない」という選択をしました。
このとき、何が起きるでしょうか? あなたが投票に行かなかったからといって、ゲームがノーゲーム(無効)になるわけではありません。Bさんを熱烈に推している大人の人たちは、100%の確率で朝一番に投票所へ向かいます。
本来なら、あなたが行けば「A:1票 vs B:1票」で互角の勝負(タイ)に持ち込めたはずです。
しかし、あなたがパスしたことで、結果は「A:0票 vs B:1票」となり、Bさんの不戦勝になります。
つまり、あなたが投票に行かないということは、「自分の意見(A)を消滅させ、ライバル(B)の持ちポイントを実質2倍にさせている」のと同じこと。
これって、対戦ゲームのルールとして考えると、ものすごく「大損」していると思いませんか?
政治家は超現実的です。「投票に来てくれない10代の1万人」よりも、「必ず投票に来てくれる大人の1人」の意見を圧倒的に優先します。あなたが1票を投じない限り、中野の街はいつまで経っても「あなたにとって都合の良い街」には変わらないのです。
ヤバイのですよ、どこかの組織のいいなりなる社会を自ら棄権することで自らを締め殺しているのです。
「理屈はわかったけど、そうは言っても、現実の選挙で自分の1票だけで結果が変わることなんてしないでしょ?」
そう思う人にこそ、知ってほしい歴史があります。実は数年前のここ中野区の選挙で、「たった一票」をめぐって当選者がガラリと入れ替わり、最高裁判所まで巻き込む大騒動になったリアルなドラマがあるんです。
それは2023年の中野区議会議員選挙でのこと。 最初の開票結果が発表されたとき、ある候補者は、当選ラインに「わずか1票」届かず、落選という結果になりました。何万票も集まる選挙で、信じられないことに「たった1票の差」で勝負がついたのです。
その候補、それは私、ヒロシでございます。
しかも、1票ではありません。0.415票差でした。
「本当にその0.415票の差は正しかったのか?」
納得のいかない東京都の選挙管理委員会が、すべての投票用紙をもう一度、1枚ずつ数え直す(再点検する)ことにしました。文字の書き方が曖昧だった票などを細かく再審査した結果……なんと、結果がひっくり返り、0.415票差で落選していたはずのヒロシが「当選」に変わったのです。
たった1票満たない数字で、で天国と地獄が入れ替わる世界。その後、この解釈をめぐって裁判が起き、最終的な最高裁判所の判断によって再び結果が変わるという、本当に激しい闘いが続きました。
結果としてヒロシは議席を失うことになってしまいましたが、この事件が私たちに教えてくれた、何よりも重い事実があります。
それは、「日本のトップである最高裁判所の裁判官たちが、真剣に法律を引っ張り出して白黒つけるほど、あなたの一票には凄まじい価値と重みがある」ということです。
「どうせ変わらない」なんてことは、絶対にありません。もしあのとき、中野区に住む誰か一人が「めんどくさいから行くのやめよう」としていたら、あるいは「やっぱり行こう」と一歩を踏み出していたら、歴史は完全に変わっていたのです。
今回の区長選挙も、全く同じです。 いま、中野駅周辺は100年に一度と言われる大再開発の真っ最中。新しくなった中野サンプラザの跡地をどうするのか、これからの生活環境をどうしていくのか、そのすべての舵取りを決めるのが今回の選挙です。
大人の世界には、お金持ちの人もいれば、偉い人もいます。 でも、選挙の投票所の中だけは、総理大臣も、大企業の社長も、今日初めて選挙権を手にした18歳のあなたも、全員が完全に平等な「まったく同じ価値の1票」を持っています。
あなたが何気なく投じるその1票には、街のリーダーを決め、歴史をひっくり返すだけの、強力なパワーが秘められています。
「誰に入れていいかわからない」なら、選挙公報をスマホでサラッと眺めて、一番顔が好きな人でも、直感で言葉が響いた人でも構いません。白紙で出すのだって、「今の政治に満足していない」という立派な意思表示になります。
明日からも、中野区役所や各区民活動センターで、手ぶらで5分で終わる「期日前投票」ができます。 あなたの持っているその強力なカード(1票)を、使わずに捨てるなんて本当にもったいない! ぜひ、自分の手で中野の未来のピースをはめに行ってみてください。
コチラが田中ヒロシのブログ一覧です。ご一読ください!
中野が変われば、日本も変わる
日本が変われば、世界も変わる
西武新宿戦沿線、中野区白鷺の田中ヒロシから中野区議会、議員へ物申す!「【実話】中野区選挙で「0.415票差」の大逆転劇。最高裁まで巻き込んだ当事者ヒロシが語る一票のリアル」でした。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>田中 ヒロシ (タナカ ヒロシ)>【実話】中野区選挙で「0.415票差」の大逆転劇。最高裁まで巻き込んだ当事者ヒロシが語る一票のリアル