2026/9/12
今日の話題は“現在、〝戦後最長の好景気中〟”です。
結論、“経済発展か環境保護の二者択一ではなく経済発展と環境保護の両立が必要”です。
“現在、〝戦後最長の好景気中〟” 正しくは、“現在、〝戦後最長の実感なき好景気中〟”です。
素朴な疑問ですが「実感が湧かない好景気」そもそも必要ですか? 素直に、好景気の指標が現在に合っていないのではないかと思います。指標は、チェックポイント(一里塚)でゴール(終点)ではないのです。時代の変化と共に見直す必要性を感じます。
賃金は、実質マイナスでも好景気ですか? 将来に夢が持てなくても好景気ですか?
何か、実態とイメージに大きな隔たりがあるように思います。AI(人工知能)によって、生活が著しく便利になる一方で、倫理感と言うような概念は全くないので、危険ということで開発に抑制がかかっている。
AI、骨太の方針で、国の重点事業に位置付けられているが、日本の国家としての総投資額は0.4兆円だ。グーグルという民間会社の総投資額は31兆円、アルファベット(AMZONの持ち株会社)という民間会社の総投資額は30兆円だ。日本の17重点分野、8つの横断的超重点分野、総花でそれぞれがこぢんまり、金額に糸目をつけるなら、もっと的を絞った方が良い。
各個撃破(かっこげきは)という言葉をご存知だろうか。総力が劣る側が勝利する戦法のことだ。禁忌は、(1)総力戦に持ち込まないこと (2)戦力的劣勢の個別戦をしないというだ。
日本の重点事業が行おうとしているのは、正に、禁忌の「戦力的劣勢の個別戦」だ。要は、優勢な個別戦の繰り返しが、最後には優位に立ち、結果、総力が劣る側が勝利するという闘い方の逆を行こうとするもの。
また、日本では、開発・製造する側の「いいもの」と消費者の「いいもの」は必ずも一致しない。
例えば、ビデオ方式、かつて、ベータマックスという技術・性能的には優位な方式をソニーが編み出した。しかし、世界標準になったのは、後発のVHS方式(日本ビクター&VHS連合)だった。次に、iモード、ガラケー(ガラパゴス携帯の略)用のコンテンツを提供する日本独自の携帯電話用ネットワーク、当時、技術的には先鋭だったので世界の追従を予想したが、結局、失敗、今年でサービスを終了した。
地球温暖化、産業革命前から+1.5℃という地球温度目標が、+1.65℃、未達成に終わった。これがティッピングポイント(転換点)で、修復不可能なのかわかっていないが、地球温暖化の速度たるや凄まじく。10万年周期の気候変動を、わずか10~20年で変化してしまい上限も見えないという状況だ。
環境保護にAIを活用して、より脱炭素の効率化と強化を図れば、地球温暖化にも一定の歯止めが効いてくるが、環境保護にAIを導入しても儲からないと足踏み状態が続いている。
残念だが、経済発展の邪魔になる環境保護は人気がない。もっと、経済発展と環境保護の両立を目指しても良いのではないか。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>とみおか 政幸 (トミオカ マサユキ)>9/10 現在、戦後最長の好景気中(環境保護)