2026/6/5
今日の話題は、「マクロ経済スライド」です。
結論、「❝マクロ経済スライド❞は老後のことではなく 我が国の経済事情と思ってください」です。
❝マクロ経済スライド❞ を年金に関することで 私には まだ関係ない ということで敬遠しそうですが 我が国の経済事情を量る貴重な指標ですので時間があるときに読んでもらいたいです。
年金制度が無くなると言う人がいますが、正しくは、支給額が減ることはあっても年金制度はなくなりません。年金制度を存続させる手段の一つが❝マクロ経済スライド❞です。
簡単に言うと、物価上昇3%、賃上げ1%、3-1=2% が年金増額分
これが、簡単に言うと ❝マクロ経済スライド❞ です。
目的の第一優先が制度存続ですので、3-1=2%(×A)、A=現在は1.0ですが、存続が危ぶまれると0.9,0.8,0.7......と支給額が減るような仕組みが❝マクロ経済スライド❞です。
最初は、時限立法的(いつからいつまでの暫定策)でしたが、延長され恒久化しそうです。
2%増額された年金、後期高齢者医療制度の保険料は平均値で10%上昇しています。この後期高齢者医療制度の保険料上昇分は2%増額された年金の1%に相当します。このほかに介護保険料も自治体によりますが値上がりしている可能性が高いと推測します。
ですので、理論上は年金が2%価値下落していることになりますが、物価高も相まって実感はもっと生活が苦しいのではないかと思っています。
年金は、家族が支える時代から 社会が支える時代 と銘打って始まり、現在は❝自助❞が必要といわれる時代です。年金制度も、運用当初は積立方式(自分で積立、自分で使う)で始まりましたが、官僚が自由に年金資金を使えないと言うことで配賦方式(仕送り)に変わり、官僚による年金資金の無駄遣いによって疲弊し、誰も責任を取らず、制度存続のために❝マクロ経済スライド❞が導入されました。
現在、日本の国民負担率は、債務を反映すると50%を超えており、高負担・中福祉と私は思っています。特に、国会の論議を経ない社会保険の増加は、問題のように思えます。所得税・住民税の累進性に比べ、社会保険料の増加は顕著で、世界的な比較でも、低所得者ほど負担率が高くなっています。要は、お金持ちほど、負担率が低いということです。
また、地方自治体による税の偏在もあって、高負担・高福祉の都道府県も存在します。
❝税と社会保障の一体改革❞という言葉がどこかに行ってしまいました。高額所得者に対する減税、高資産家に対する低い税率、低所得者の高い社会保険料、何か不公平な気がします。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>とみおか 政幸 (トミオカ マサユキ)>06/04 マクロ経済スライド(家計改善)