2026/5/4
今日の話題は、「イラン戦争 その⑩」です。
結論、「イラン戦争停戦後の日本とイスラム体制の深刻化に懸念」です。
イラン、正式な名称はイランイスラム共和国、場所は、メソポタミヤ文明のイラクとインダス文明のパキスタンに挟まれた国です。
出光興産のタンカーがホルムズ海峡を通過した。出光は、1953年、英国が海上封鎖した際に、イランから原油を輸入したことで、イランからは救国の志士として、絶賛された過去がある。田中角栄も尽力したが、イランでの出光人気に比べれば雲泥の差だ。(なぜ、英国が海上封鎖したかは、「日章丸事件」で検索、「日昇丸事件」もあるので注意)
よって、出光興産の「出光丸」と聞いただけで、イランの革命防衛隊はお辞儀をするようなものだ。
1953年当時、イランの原油は私たちのものだと主張する英国、現在、イランの原油を私たちのものにしようとする米国、時代は違えど、どこか似ていると思えます。
高市総理は、イランを非難する、一方で、「出光丸」のホルムズ海峡通過を外交努力の成果とアピールしています。その意図、真偽は不明ですが、イラン戦争停戦後の日本とイスラム体制の深刻化に懸念を持ちます。
具体的に言えば、日本政府は善し悪しは別に米国支持です。(明確に米国批判は明確にしませんが、イラン非難はします。)しかし、イランは日本に対する外交姿勢を融和、かつ、柔軟にしています。これは、前述の一件もあるでしょうが、実態は、米国を支える国への揺さぶりです。米国との戦争状態が続くうちは融和、かつ、柔軟な外交姿勢を維持すると思いますが、停戦後は過激派からの攻撃にさらされる可能性があります。
日本の原油は足りてると言って、ロシア産❝サハリン2❞の原油を輸入しようとしています。ロシア産❝サハリン2❞の原油を輸入については、5/6(水)以降に書きますが、充足と価格は別です。
1953年、日本復興のために、安い原油を直接調達しようとした出光興産、現在は、枯渇を避けて経済制裁のロシア産原油を調達、あるいは、高い原油を米国から調達しようとする日本政府という真の姿を理解して是非を判断しましょう。
私は、イランの現政権を支持しませんが、だからと言って米国の攻撃は支持できません。
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