2026/6/2
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
SNSを中心に、子育て世代の間で今大きな話題を集めているバスがあります。それが、大阪府高槻市営バスが導入した「こども運転席」です。実際の運転席の後方に設置されたこの座席は、単なるおもちゃではなく、子どもたちが本物の運転士気分を味わえる本格的なギミックが満載で、SNSでは「子どもが絶対に喜ぶ」「大人も座ってみたい」と絶賛の声が相次いでいます。今回は、この夢のような取り組みの全貌をご紹介します。

高槻市交通部が「かなりこだわった」と語るそのクオリティは、目を見張るものがあります。バスの車内に一歩足を踏み入れると、そこには本物さながらの運転環境が再現されています。

この素晴らしいアイデアの裏には、交通事業者が直面している深刻な課題と、それを乗り越えようとする切実な願いが込められています。
高槻市営バスの利用者数は、1975年度の3,014万人をピークに減少傾向が続いており、2024年度には1,746万人にとどまっています。さらに、2024年問題などに起因する深刻な運転士不足も大きな課題です。
そこで、「小さいころからバスに親しんでもらうことが、将来のバス利用や未来の運転士不足の解消につながる」という思いから、約1年の準備期間とバス2台で約300万円の費用をかけてこのプロジェクトが実現しました。市が進める子育て世代支援施策とも深く連携した、地域に根差した取り組みです。
「こども運転席」が設置されているのは、公式マスコットキャラクターがラッピングされた「たかつき ばすお号」です。市内の2つの営業所に1台ずつ、計2台が配備されています。
| 配備営業所 | 車両番号 | 主な運行エリア |
|---|---|---|
| 芝生営業所 | 1308(大阪230あ 1308) | 南地域(主にJR線より南側) |
| 緑が丘営業所 | 1321(大阪230あ 1321) | 北地域(主にJR線より北側) |
運行は主に昼間の時間帯に、路線を決めずランダムに運行されています。そのため、交通部への運行スケジュールに関するお問い合わせは不可となっています。点検等で運休している場合もありますので、街中で「たかつき ばすお号」を見かけたらラッキーです!詳しい路線エリアについては、こちらの高槻市営バス 路線図ページをご参照ください。
乗客の皆さまが気持ちよく安全に楽しむために、以下の公式ルールが設けられています。お出かけ前にぜひチェックしてください。
ちなみに、座席自体は一般のものと同じ仕様になっているため、子どもがいない時間帯であれば大人の方も座ることができます。取り組みのより詳しい内容や現地の様子は、こちらの高槻市営バス キッズコーナー「こども運転席」特設ページからご覧いただけます。
地域の「動く市道」として安全・安心な運行を続けながら、乗客に喜ばれるサービスを追求する高槻市営バス。この未来へ向けた素敵な種まきを、地域一体となって応援していきたいですね。
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
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