2026/6/3
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
日光東照宮の彫刻でも有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿。私たちは子供の頃から、この教えを「悪いことには触れないように」という道徳として教わってきました。しかし、社会の現実に直面する中で、この言葉の持つ意味は年齢と共に変化していくべきではないかと感じています。
子供のうちは、まだ自分を守る力が備わっていません。そのため、世の中の理不尽や悪意といった「汚いもの」から遠ざかり、心の土台を健やかに育てることには大きな意味があります。純粋な時期に「見ない、聞かない、言わない」ことは、成長のための大切な盾なのです。
しかし、私たちが責任ある大人になった時、いつまでも目を背けているわけにはいきません。むしろ、世の中の不条理や負の側面を正視し、それを知った上でどう振る舞うかが問われるようになります。現実を知らずして、誰かを守ったり社会を良くしたりすることはできないからです。
最近、あるスライドで「大人(たいじん)」という言葉に改めて向き合う機会がありました。そこには、真の大人としての在り方が示されていました。
| 目指すべき「大人(たいじん)」の姿 |
|---|
| 徳の高い立派な人 |
| 人の上に立って、周りにいい影響を与える人 |
| 志を持った人 |
単に年齢を重ねただけの「大人(おとな)」ではなく、高い「徳」を持ち、社会に対して責任ある「志」を抱く存在。それが「大人(たいじん)」です。清らかなものだけを見て生きるのではなく、清濁併せ呑む器の大きさを持ちながら、それでもなお、周囲を照らす光であり続けることが求められます。
政治の世界に身を置いていると、時に目を覆いたくなるような厳しい現実に直面することもあります。しかし、そこで「見ざる、聞かざる」に逃げるのではなく、すべてを受け止めた上で、「自分は何のためにここに立っているのか」という志を再確認することが何より重要です。
汚いものを知った上で、なお美しく生きようとする意志。それこそが、周囲に良い影響を与える「大人(たいじん)」への第一歩であると私は信じています。
これからも、現実に立ち向かう強さと、人を思いやる徳を磨き続け、地域の皆様のために志を尽くしてまいります。
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
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