2026/5/5
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
今の日本経済に必要なのは、手厚い給付金でしょうか? それとも大胆な規制緩和でしょうか? 経済学の歴史を紐解くと、私たちが直面している問題に光を当てる3人の巨人がいます。彼らの思想を比較することで、日本がどこでボタンを掛け違え、どこに向かうべきかが見えてきます。
不況という病に対して、3人は全く異なる診断を下しました。彼らの立ち位置を整理すると、経済の「どこ」を重視しているかが分かります。
| 経済学者 | キーワード | 政府の役割 |
|---|---|---|
| ケインズ | 有効需要・雇用 | 賢い「医者」。積極的な財政出動で不況を治す。 |
| シュンペーター | 創造的破壊 | 舞台の「設営係」。イノベーションが起きる環境を作る。 |
| フリードマン | 自由市場・貨幣 | 厳格な「審判」。余計な介入をせず、通貨供給を安定させる。 |
ケインズは、不況の原因を「買い手の不足」だと考えました。民間が不安で動けないなら、政府が借金をしてでも仕事を作り、人々の所得を支えるべきだという積極財政を説きました。彼にとって雇用を守ることは、社会の安定を守る「防波堤」だったのです。
シュンペーターは、政府の調整よりも「企業家精神」を信じました。古い産業が消え、新しい技術が生まれる創造的破壊こそが経済を前進させると説きました。衰退産業を守り続けることは、将来の成長を阻害することだと警告しています。
フリードマンは、政府の場当たり的な介入がインフレや混乱を招くと批判しました。小さな政府を掲げ、中央銀行は一定のルール(kパーセント・ルール)でお金を供給し、あとは民間の自由な競争に任せるべきだと考えました。一時的な給付金よりも、継続的な所得(減税)こそが重要だと説いたのも彼です。
これまでの日本は、ケインズ的な「公共事業」で延命しつつ、シュンペーター的な「破壊」を恐れ、フリードマン的な「減税」を怠ってきたのではないでしょうか。
「政府が下支えをし(ケインズ)、古い規制を壊して挑戦者を呼び込み(シュンペーター)、無駄な支出を削って国民に自由を戻す(フリードマン)」。
この三者の知恵を今の日本にどう融合させるか。高槻の街から、そして政治の現場から、私は数字の帳尻合わせではない、血の通った、そして誇りある日本経済の再生を目指して行動してまいります。
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
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