2025/11/8
| 小森さだゆき|参政党所属/高槻市議会議員
ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは、日本の総合商社株への投資を継続しています。三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅など、いわゆる「5大商社」への出資比率はすでに10%前後に達しています。
そして今年、バークシャーは再び日本円での社債発行(円建て債)に動きました。これは「日本でお金を借りた」ということです。
ここで重要な問いがあります。
なぜアメリカの投資会社が、日本円で借金するのか?
アメリカの金利が4〜5%台で推移する中、日本は依然として1%前後です。これは、海外投資家から見れば、
「日本円は世界最安の資金」
という意味を持ちます。日本は、世界から見ると「格安の資金レンタル市場」になっているのです。
総合商社は資源、エネルギー、インフラ、食料など、海外で収益を得る企業です。収益の多くはドル建てです。
そのため、
円安になるほど、商社の利益は円換算で膨らみやすい
という構造があります。
円安が進むと次の2つが同時に起こります。
・円建ての返済負担が相対的に軽くなる ・商社の利益と株価が上がりやすい
つまり、
借金と投資の両方が円安の味方になる
という「仕組み」を作っているということです。
今回の行動は、単なる資金調達ではありません。
円安が続く(もしくはもっと進む)ことを前提にした投資戦略
と見るべきです。
あるいは、
そうした円安状況を世界の資本が作り出していく可能性
もあります。
日本は「円安で有利な立場」ではなく、
円安を利用される側
に回りつつあります。
| 小森さだゆき|参政党所属/高槻市議会議員
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