仲島 ゆうた ブログ

【伊奈町議会】 信号機の撤去、その「あと」まで——子どもの安全を見届ける対策を求めました

2026/6/18

令和8年6月定例会 一般質問③ 南小学校通学路の交通安全対策について
 


【3分でわかる まとめ】

  • 南小学校の西側にある一灯点滅式信号機(約20年前、事故防止のために設置)が、撤去される予定です。
  • 私が問うたのは「残すか撤去か」ではありません。撤去の前後で、子どもの安全を確実に守れるのか、という点です。
  • 町の答え:撤去後は従道路に一時停止標識を設置予定。注意喚起看板などの対策を上尾警察署と協議中。撤去後も担当者が現地確認し、見守り・PTA・住民の声を警察と共有して、必要に応じ追加対策を検討。撤去時期が決まれば広報・HPで周知する。
  • 「一時停止標識の設置」と「撤去後も見届ける枠組み」を引き出せたのが前進。追加対策が「必要に応じて」にとどまる点は、確実な検証を求め続ける宿題です。


 なぜ取り上げたのか 「地域にお住いの方からのご相談」からです。

南小学校の西側には、一灯点滅式信号機があります。
広報いな平成18年3月号によれば、平成18年1月に町内3地点で運用が始まったうちの一つで、「安全・安心なまちづくり」の一環として、
事故防止のために設置されたものです(資料⑤)。少なくとも設置当時、ここは交通安全上の配慮を要する地点と位置づけられていた、ということです。
 

資料⑤ 広報いな平成18年3月号・信号機設置の経緯

設置から約20年。周辺の交通や通学環境、高齢者・保育所利用家庭の通行など、状況は変わっている可能性があります。
一灯点滅式信号機は全国的に見直しが進み、信号機の撤去や交通規制の最終判断は警察の所管です。

だからこそ、私が確認したかったのは残すか撤去かではなく、約20年前に「安全のため」に設けられた施設の趣旨を、これからの通学路の安全対策へどう引き継ぐのかでした。ここは児童が日々通る通学路で、見守りも行われ、高齢者や保育所利用の家庭も通ります。地域からは交通量や車の速度、ヒヤリハットへの不安の声も寄せられています。撤去前に現場を確認し、撤去時に代わりの対策が効くか確かめ、撤去後も安全を把握して追加対策につなげる。この一連の流れが大切だと考え、質問しました。

何を求めたのか

4つの点をただしました。

  1. 信号機の設置経緯や安全上の課題を、町はどう把握しているか。
  2. 現場状況を踏まえ、上尾警察署とどんな協議・情報共有をしているか。
  3. 標識などの安全対策と、追加対策の必要性をどう認識しているか。
  4. 撤去後の安全状況や住民・保護者の不安を、どんな方法で把握し、追加対策につなげるか。

町はどう答えたのか

  • 設置経緯と課題 
    事故が多発していた交差点で、道路幅が狭く通常の信号機の設置が難しかったため一灯点滅式が設けられた、と警察に確認。課題は見通しの悪さや「主道路・従道路」の関係のわかりにくさ。すでに自発光式の道路鋲、止まれ・減速マーク、グリーンベルト、カラー舗装、照明灯、カーブミラーなどで対策し、通学路として見守り活動も行われている、との説明でした。
     
  • 協議と対策 
    撤去後も道路の主従関係は変えず、従道路に一時停止標識を設置する予定。今年4月に地元区長等へ説明した際、「町と警察でしっかり対策を」との声があった。町も交通状況を確認し、区長・住民からの問い合わせや要望をその都度、上尾警察署と共有。注意喚起看板などの必要性を現在協議中で、撤去に併せて適切な対策を講じる、との答弁でした。
     
  • 撤去後の把握 
    撤去時期が決まれば、撤去後の対策と併せて広報・HPで周知。撤去後も担当者が現地確認し、見守りの方々・PTA・近隣住民の声を警察と共有して、必要に応じ追加の安全対策を検討する、との答弁でした。
     

前進した点と残った課題

●前進した点

  • 撤去後の一時停止標識の設置を、町が答弁で明確にしました。「何もないまま撤去」ではないことが確認できました。
  • 注意喚起看板など追加対策を警察と協議中であること、撤去後も現地確認と地域の声の把握を続け、追加対策を検討する枠組みを引き出せました。
  • 撤去時期が決まった際の広報・HPでの周知も約束されました。

●残った課題

  • 追加対策が「必要に応じて」という表現にとどまります。誰が・いつ・どんな基準で「必要」と判断するのかが、まだ明確ではありません。
  • 撤去前の現地確認(登下校・送迎時間帯の交通量や車の速度、児童の横断状況の把握)を、確実に・記録に残る形で行うことが、撤去後の検証の土台になります。
    ここは引き続き念押しが要ります。

今後どうフォローするか

  • 撤去の前後で、現地確認の結果と対策が実際に機能しているかを、地域の声とあわせて確認し続けます。
  • 「必要に応じて」を空文化させないため、見守りの方々・PTA・近隣住民の声が町と警察に確実に届く道筋を点検します。声はぜひお寄せください。
  • 撤去時期や対策の内容が決まり次第、このブログやSNSでもわかりやすくお伝えします。

信号機があってもなくても、変わってはいけないのは「子どもが安全に渡れること」です。施設の有無で終わらせず、撤去のあとまで安全を見届ける——その視点で、引き続き取り組んでまいります。

本記事は、令和8年6月定例会で行った一般質問の成果報告です。
読み原稿の全文は公式ホームページに掲載しています。 
公式HP(読み原稿の全文) → https://x.gd/zkGzx

■ 一般質問の他のテーマ 
・① シルバー世代の活躍の場づくり https://go2senkyo.com/seijika/185832/posts/1413849
・② 持続可能な財政運営    https://go2senkyo.com/seijika/185832/posts/1413839

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仲島 ゆうた

仲島 ゆうた

肩書 総務建設産業常任副委員長、議会運営委員 
党派・会派 日本維新の会

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