2026/9/15
こんにちは、長岡市議会議員のみさわひろとです😊

今回は、長岡市で増えている外国人材の雇用と定着について、委員会での質疑から紹介します✏️
人口減少や人手不足が進む中、企業では若者の地元定着やUIJターン、DX・AIによる省力化など、さまざまな人材確保策が必要になっています。
その中で、今後さらに重要になってくるのが外国人材です。
実際、長岡では外国人を雇用する企業も、働く外国人も増えています。
行政から示されたハローワーク長岡管内の数字では、令和7年10月現在、
外国人を受け入れている事業所 383事業所
外国人労働者 2,620人
となっています。
5年前の令和2年と比較すると…
と、どちらも増加しています📈
さらに、「技術・人文知識・国際業務」などの在留資格を含む高度人材についても、
226人 → 270人(+44人)
と増加傾向にあるとのことでした。
では、市内企業は外国人材についてどう考えているのでしょうか🤔
長岡市の景況調査では、
25%の企業が「外国人材の活用に関心がある」
と回答しています。
つまり、およそ4社に1社です。
その理由として圧倒的に多かったのが、
「労働力不足を補うため」82.5%
でした。
一方で、
「専門的な知識・技術を持つ高度外国人材の確保」10.5%
という回答もあります。
そのほか、外国語への対応、社内の活性化、海外展開などを目的として外国人材に関心を持つ企業もあります。
単純な人手不足対策だけではなく、外国人材が持つ技術や知識、多様な視点を企業の成長につなげるという考え方も重要になってきそうです。
とはいっても、
「外国人を採用したいけど、何から始めればいいの?」
という企業も多いと思います。
長岡市では、外国人材の採用を検討している企業向けに、2026年9月、新しく
「外国人材受入はじめの一歩サポートガイド」
を公開しました。
在留資格の基礎知識、採用までの流れ、利用できる支援制度などがまとめられています。
外国人材を採用できても、すぐに辞めてしまっては企業にとっても、働く本人にとっても良い結果にはなりません。
では、長く働いてもらうためには何が重要なのでしょうか。
厚生労働省の「外国人と一緒にはたらくために」という企業向けマニュアルでは、外国人材の定着に向けた重要なポイントとして、
①リアリティショックの予防
②コミュニケーションの工夫
の2つが挙げられています。
例えば、働き始めてから、
「聞いていた給料のイメージと違う…」
「思っていた以上に生活費がかかる…」
「日本での生活ルールが分からない…」
といった「思っていたのと違った」が積み重なると、不信感や離職につながる可能性があります。
だからこそ、採用前から仕事内容や生活環境について丁寧に説明し、働き始めた後もコミュニケーションを続けていくことが重要です。
👉 厚生労働省|外国人と一緒にはたらくための受入れ・定着マニュアル
そこで長岡市が設置しているのが、
「長岡市外国人材受入サポートセンター」
です。
企業と外国人材の最初の総合相談窓口として、採用から受け入れ、定着までを支援しています。
電話やメールだけでなく、オンラインや対面での相談も可能です。
企業側からは、
などの相談があります。
一方、外国人からは、
といった相談が寄せられているとのことです。
ここからが、個人的には特に大切だと思ったところです。
外国人材に長岡を選んでもらうには、
仕事があるだけでは十分ではありません。
行政からも、
「しっかりとした就労の場」と「安心して暮らせる生活の場」の両方が必要
との考えが示されました。
長岡市では国際交流センター「地球広場」を拠点として、
などを行っています🌏
例えば、生活に必要な情報を「やさしい日本語・中国語・英語」の3言語で掲載した情報誌も毎月発行しています。
そして今年11月には「地球広場」がミライエ長岡東館へ移転する予定です✨
新しい地球広場では、JICAとの連携も強化し、
外国人材の受け入れ・活躍支援、多文化共生、国際理解教育
などの機能をさらに充実させる方針です。
また、多文化共生や国際理解を進める地域おこし協力隊(多文化共生コーディネーター)の活用も始まっています。
人手不足が深刻になる中、外国人材が長岡の産業を支える存在になっていくことは間違いないと思います。
ただ、
「人手が足りないから外国人に来てもらう」
だけでは、長く長岡を選んでもらうことは難しいと思います。
現在、市内には働く外国人だけでなく、その家族なども含め、多くの外国人市民が暮らしています。
外国人を単に「産業の担い手」として見るのではなく、
長岡で一緒に暮らし、地域を支える一人の市民として考える。
そんな視点がこれからますます重要になってくるのではないでしょうか。
人手不足は、これからさらに大きな課題になります。
若者の地元定着、UIJターン、DX・AIによる省力化、そして外国人材。
どれか一つで解決する問題ではありません。
だからこそ、さまざまな方法を組み合わせながら、
「長岡で働きたい」
「長岡で暮らしたい」
「これからも長岡に住み続けたい」
と思ってもらえる環境をつくることが大切です😊
外国人材に来てもらうことだけを目標にするのではなく、企業も地域も外国人市民も、お互いの違いを理解しながら一緒に暮らしていける長岡へ。
外国人からも「選ばれるまち長岡」となれるよう、今後も企業の人材確保と多文化共生の両面から取り組みを確認していきたいと思います💪
長岡市政や議会での取り組みを発信しています👇
SNSのフォローなどで応援していただけるとうれしいです😊
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>みさわ ひろと (ミサワ ヒロト)>長岡で働く外国人が5年で665人増加 人手不足の中「選ばれるまち」になるには?