2026/9/11
奈良県議会議員・永田ゆづる(37歳)|奈良市・山添村選出(自民党)|です。
奈良市西九条町で、奈良時代の都・平城京を東西に走っていた主要道路「八条大路」の一部とみられる遺構が見つかりました。
調査した奈良県立橿原考古学研究所によると、今回確認されたのは、道路脇の側溝とみられる跡です。幅約4メートル、深さ20~40センチほどの溝が、東西方向に約16メートルにわたって続いていました。その北側の平らな部分が「八条大路」の路面だったと考えられています。
興味深いのは、その路面に牛の「ひづめ」のような跡などが残されていたことです。こうした痕跡が確認されるのは非常に珍しく、1300年ほど前、この場所を人や牛などが行き交っていた当時の様子を想像させてくれます。
さらに注目されるのが、道路が造られた時期です。
平城京への遷都は710年ですが、出土した瓦などから、この道路は遷都から30年以上たって整備された可能性があるとみられています。
つまり、平城京は遷都に合わせてすべてが一度に完成したのではなく、その後も時間をかけながら道路などの都市基盤が整えられていった可能性があります。
1300年前の「奈良のまちづくり」が、どのように進められていったのか。その過程を知る貴重な手がかりとなる発見です。
奈良には、まだ地中に眠っている歴史があります。こうした調査・研究を積み重ね、新たな発見を奈良の魅力や学びにつなげていくことも大切です。
今回の発掘成果については、9月12日に現地説明会が開かれる予定です。
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