2026/9/8
奈良県議会議員の永田ゆづるです。
奈良の「稼ぐ力」を高めるために―経済労働委員会で県内視察
きょうは、奈良県議会・経済労働委員会の県内視察で、中川政七商店の天理倉庫と、奈良市秋篠町にある奈良競輪場を訪れました。
中川政七商店では、奈良に受け継がれてきた伝統や地場産業を大切にしながら、時代に合った新しい価値を生み出していく取組についてお話を伺いました。
人口減少や担い手不足、原材料価格の上昇など、地域産業を取り巻く環境は決して容易ではありません。しかし、長い歴史の中で培われてきた技術や文化は、奈良にしかない大切な財産です。
行政が個々の企業の経営に代わることはできません。だからこそ県には、地域の企業や職人の皆さんが新しいことに挑戦できるよう、地場産業を支える根幹や土台をしっかり整えていく役割があります。奈良の伝統を「守る」だけでなく、次の世代へつなぎ、産業として成長させていく視点を大切にしたいと思います。
続いて訪れた奈良競輪場では、デジタル化による大きな変化を実感しました。
現在、売上の約8割がインターネット経由とのこと。競輪場に大勢の人を集めることだけを前提とせず、ネットを活用することで、施設をコンパクトにしながら収益を確保できる時代になっています。
一方で、奈良競輪場は地域にある県有施設でもあります。今後の再整備では、収益性をさらに高めるとともに、地域の皆さんにも親しまれ、訪れてみたいと思える場所へ生まれ変わることが大切です。
人口が減るから、地域経済も縮小するしかない――そう決めつける必要はありません。
奈良にある強みを磨き、時代の変化を取り込み、新しい価値と収益を生み出していく。今回の視察で得た現場の声を、奈良の「稼ぐ力」を高める県政につなげていきます。
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