2024/10/24
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
今日、明日と川西市議会の臨時議会があります。決算審査の採決と、今年度の議長や所属する常任委員会などを決めることになります。
そこでは、市議会の各会派の思惑や力関係などがにじみ出てくることになり、議会内選挙で選ぶため、なんというか自分の中に合理性を見出して投票する必要があります。やりづらいのは、どの人とも面識があり、それなりの交友があることです。なんというか、バチドロなのでちょっと苦手。私は人間として、みな良く接していただいているので、めっちゃ心苦しい…。
さて、そんなことで丸1日議会の日だったのですが、もうすぐ投票日だなと思っていましたら、そういえば最高裁判官の国民審査もあるなと、ちょこちょこ調べましたので、2回分けて書きます。
参照:最高裁判官の国民審査①(本記事)
参照:最高裁判官の国民審査②
■ 過去の裁判を確認する
選択するうえで、過去の裁判例をみて判断するしかないのですが、NHKに裁判の詳細と比較表がアップされています。時間がある方は、判断の材料にどうでしょうか。なんか無駄に凝っているサイトです。別に普通でいいんだけどなぁ…
参照:NHKサイト 国民審査2024年

裁判なんぞ関わった人が少ないのでぶっちゃけて判断できないですよね。
対象は、尾島さんと今崎さんぐらい。ちなみに、みんな東大卒 or 京大卒。すごいですね。
■ 社会的影響を考えてほしい判決
【トランスジェンダーのトイレ使用 制限認めた国の対応は違法】
頭痛を誘発する判決ですね。以下、NHKのサイトから抜粋します。
訴えたのは経済産業省で働く国家公務員。戸籍上は男性ですが、女性として社会生活を送っていて性同一性障害と診断。経済産業省は、ほかの職員にも説明したうえで女性用の休憩室や更衣室の使用は認めたが、女性用トイレに関してはトラブルを避けるためとして、執務室があるフロアから2階以上離れたところに使用を制限。職員はこの対応を不服として人事院に処遇の改善を求めましたが認められなかったため、制限の撤廃を国に訴える。
1審:トイレの使用制限は違法
2審:逆に違法ではない→職員側が上告。
最高裁判所は、職員が受けた不利益とほかの職員への配慮の必要性を個別の事情を踏まえて検討し、今回のケースでの国の対応は「違法」と判断。
(理由)
判決は「職員は自認する性別とは異なる男性用トイレか、離れた階にある女性用トイレしか使えず日常的な不利益を受けている」と指摘。そのうえで、職員が性同一性障害と診断され女性ホルモンの投与を受けていることや、離れた階の女性トイレを使用していてもトラブルが生じていないことなど具体的な事情を考慮し、「人事院※の判断は、ほかの職員への配慮を過度に重視し職員の不利益を軽視したもので、著しく妥当性を欠いている」と結論づけました。
性的マイノリティーの職場環境に関する訴訟で最高裁が判断を示したのは初めて。
※国家公務員の労働条件や給与制度、人事制度の整備などを担当。地方公務員は直接関係はしないけど、人事院の”勧告”がモロに影響します。
【詳細】
本件を理解するには、もう少し詳しい状況が必要です。
参照:法学館憲法研究所より
訴えた男性は、治癒の難しい疾患があり、性別適合手術をすることができないため、戸籍上の性別を女性に変更することができませんでした。なお、医学の世界では、身体的男性から女性へ変わることをMTF(Male to Female:男性から女性へ)、逆をFTMというそうです。
特定の除外基準はないようで、MTFの場合は泌尿器科の判断となるようです。上司らは「私(男性の幹部職員)が女装をして女性用トイレを使用すれば逮捕される」「手術をしないんだったら、男に戻ってはどうか」等と発言したとされ、うつを発症したのだとか。それらの発言も裁判の対象となりました。
この発言は、確かにひどいわ。この発言については、地裁でも高裁でも”違法”と判断されました。
これらのこともセットで伝えないと、さすがに職員さんも気の毒です。しかし、トイレに関しては個別対応とはいえ、判例として他の裁判にも活用されることとなり、結果的に女性の安全や安心を奪うことになりかねないと思います。最高裁判所の判決は、社会への影響という面も最大限に考慮してほしいと思います。
■ 結論
以上の結果より今崎幸彦さんは×です。
日本民主法律家協会という団体が独自に〇×をつけていまして、ちょっとアッチよりな感じがする紙面でして、もしやこの人たちが〇としている人とは反対に入れた方が良いのか?と悩ましいところです。こちらも興味がある人は覗いてみてください。
参照:■第26回最高裁裁判官国民審査「主権者である私たちが、最高裁を変えよう。」(PDF)
今日は頭がいっぱいいっぱいなので、もう1つ気になる判例は明日に書きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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