2024/10/4
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
決算審査では、令和5年4月〜令和6年3月31日までの予算執行額とその成果を確認します(3日目後半)。
決算書と成果報告書を突き合わせながら審議を進め、最終的に議会が決算を認定する流れです。
「予算がどう使われ、どんな成果が得られたか」について市が自己評価を行い、議員はそれを確認のうえ、報告書に載っていない点や評価そのものに対して質問・確認をします。
参照:①1日目 ②2日目前 ③2日目後 ④3日目前半 ⑤3日目前半
午後は、消防〜教育費が中心でした。警察は県所管ですが、消防は市が主体(○○市消防局)です。例外は東京都消防庁のみ。教育は市の管轄で、国や県の枠組みはあるものの、細かな運営は市教育委員会が担います。
■ 防災会議への女性参画
クオータ制のように男女比を事前に固定する手法には反対です。ただし、防災会議では女性の視点も重要。都道府県平均16.6%・目標30%という中、市で設定できる分野でもあるのだから、もっと押し上げられないかと質問しました。
令和6年から女性比率を上げる方針で募集を開始したとの回答。何もしていないわけではないとのことで、その点は評価します。

■ 電子黒板と評価
教育ICT推進事業で電子黒板を導入。成果欄には、
・視認性が良くなった → 理解
・児童が触れながら学べる → 理解
・児童生徒主体の学習スタイルへの転換を促進 →???
とあります。従来の黒板でも“触れながら(書きながら)学ぶ”ことは可能でした。何をアウトカムとしてそう判断したのか、ねちっこく確認。

答えは「生徒の資料や課題成果を簡単に発表できる場が作れるようになったから」。
——それはカリキュラムに明記されているのか? → カリキュラムとしては未定、先生の裁量で時間を確保しているとのこと。
つまり、活用度は先生次第。であれば、電子黒板=全体の質的向上と即断できるのか? と再質問。教育委員会は「研修で活用を促している」と回答。

私が言いたいのは、量は測りやすいが、質の評価はそう簡単ではないということ。電子黒板に反対ではありません。発表時の書き写し時間の削減など効率化は確かにある。ただ、発表の場自体が設けられていなければ意味は薄い。ゆえに、活用を前提とするカリキュラム化が必要では、と提案しました。
最後に、公明党議員から多田中学校の先行活用事例が紹介され、フル活用されているとのこと。本市では課長級が現場の活用状況を把握できていなかった印象です。成果として強調するなら、事前に把握と裏取りをしておいてほしいところ。
■ 治療勧告と受診結果
学校健診で受診勧告を受けた生徒の実受診率を質問。ずっと50%付近で、分析文は昨年度のコピペ。目標100%に対し、本気で近づける気があるのかと指摘。

現在は、保護者からの返信(受診した・しない理由の記入欄あり)をもって受診カウントしているとのこと。
——レセプトベースではなく返信ベース。受診しても未返信ならカウント外になり、実数はもっと高い可能性も。
課題は二つ。
・勧告の妥当性(重みづけ)
・保護者の未返信
重い勧告は養護教諭がフォローしているとのことなので、その層はある程度担保されていそう。だとすると100%目標は現実的でない面もあります。とはいえ目標として掲げるなら、まずは返信率の向上が先。ICTでの返信を採用する学校もあるとのことで、さらなる拡大を要望しました。
なお、R6から児童の医療費が無料化され、受診率が上がる可能性はあります。いずれにせよ、注力して設計・検証すべきです。
■ 結論と感想
決算審査が終わると、部長級・市長・議員のみとなり、各議員が認定/不認定を表明。その後、1年の決算に対する所感を述べます。ここは発言時間の制限なしで思いがこもる分、長丁場に。終了は20時過ぎでした……。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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ホーム>政党・政治家>長田 たくや (ナガタ タクヤ)>一般会計 審査委員会⑤ 【防災会議の女性比率、電子黒板の議論、受診勧告と実績】