2023/8/31
今日、東京裁判所に行って立花さんと会いました。
面白かったし、勉強になったのでブログに書き残します。

上のツイートにあるように、本日、立花孝志報道ステーション事件の判決言い渡しでした。
世界中で覚えているのは僕だけだと思いますが、
あの報道ステーション事件があった翌日、NHK党定例記者会見の場で、
「テレビ朝日の対応は国民の知る権利を侵害しているから問題ではないのか?」
と僕は質問しました。
申し遅れました。NHK党浜田聡参議院議員の私設秘書森山英樹です。
ということで元々この事件には関心があったため、東京裁判所に行って傍聴してきました。
少し早めについて一般待合室で待機をしていたら、少しご高齢の男性が咳をしていたので、退出して窓から外を眺めていました。
東京裁判所の向かいに立派な建物があります。総務省です。その奥にボロい建物があります。google mapで確認したら警察総合庁舎のようでした。さらに、総務省と同じ建物の中に警察庁があることが分かりました。総務省はNHKを管轄している役所なのでNHK党とは関係深いところです。元々内務省→自治省→総務省となった流れもあります。「そうかあ、総務省って警察とも関係深いんだなあ」と思ってグーグルで総務省と警察の関係を調べていたら、ふと気になって入り口の方を振り返りました。
立花さんが到着したところでした。「よっ!久しぶり」と気さくに手を上げながら話しかけてくれたので、こちらも釣られて左手を挙げたのですが、流石に国政政党党首(実質)にこれは失礼だと思い直して敬礼の形をしてごまかしました。
立花さんとは先週の金曜日に浜田さんの事務所で顔を合わせて挨拶しているのですが、いちいち説明する暇もないので「お久しぶりです」と調子を合わせました。
立花さんが一般待合室に入ったので、着いていって雑談をしました。
「今日は判決の言い渡しだけやから一瞬やで」
「まあ、勝てないだろうな。これで勝ったら大事件だよ」
そんなことを言っていました。
僕はNHK党に興味をもった2019年から度々裁判の傍聴にいっているので、
判決が結論だけ告げられる、というのは経験上知っています。
裁判長は、原告の勝訴か敗訴かのどちらかしか言わないので、
傍聴人は、なぜそういう結論になったのか理由を知ることができません。
そのことを言うと、立花さんは、
「刑事事件は、判決理由を説明するよ。犯人に言い聞かせないといけないからね。
民事でも事件番号が分かれば裁判資料の閲覧はできるよ」
と教えてくれました。(ちなみに記憶で書いているので、細かい言い回しは立花さんの発言と食い違いがあると思います)。
「なるほど、民事の場合はそういう方法で裁判の公開を担保するんですね」
と僕は言いました。判決理由を説明しないのは、裁判の公開や国民の知る権利に反するのではないか、と考えていたからです。
これに対して立花さんは、
「民事はプライバシーの問題があるから裁判の公開にこだわるべきではないと思うよ。
刑事は別やで。刑事は身体の自由を拘束する可能性があるけど、民事は基本的にお金の問題だからね」
という趣旨のことをもっとあっさりとした表現で説明してくれました。
立花さんは、民事と刑事は分けて考えるべきだ、というのが持論だ言っていました。
確かに、民事事件の内容を1から100まで全て公開することが良いことではない、と立花さんの話を聞いて思いました。
気になったので日本国憲法を確認してみました。第6章が「司法」です。第82条に「裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ」と書いてあります。裁判公開の原則です。この原則は知っていましたが、一言で「裁判」と言わず民事と刑事に分けるべきだ、という意見は始めて聞きました。でも、言われてみればもっともです。憲法には「民事」「刑事」の区別はありませんでした。
立花さんとは雑談しているだけで「はっ」と気付かされるところがあります。だから話していて面白いです。
その後、電話が入って立花さんは待合室を出て行きました。立花さんは電話番号を公開しているのでしょっちゅう電話が掛かってきます。
良い時間になっていたので、僕は先に法廷に移動しました。傍聴席は3つの島にわかれていましたが、原告側である左の島の一番前に僕は座りました。
立花さんは、傍聴席真ん中の最前列、裁判長の正面にあたる席に座りました。やる気満々というか、なんか楽しそうでした。
その後、代理人の村岡弁護士が入ってきて、書類にサインか何かをして書記官と言葉を交わした後、立花さんに「立花さんは当事者だからこっちですよ」と言いました。
僕もあれ?原告席じゃないのかなあ、とちらっと思いましたが、あまりに堂々と立花さんが傍聴席に座ったので不審に思いませんでした。
村岡弁護士に指摘されて立花さんは「てへ。俺当事者だった。昨日、傍聴席やったから間違えちゃった」みたいなことを言って歯を見せて大笑いしていました。釣られて僕も笑ってしまいました。こんな政治家、他にいないんじゃないかと思います。この明るさが立花孝志という政治家の個性であり魅力なんだと僕は思っています。
判決は予定通り一瞬でした。「原告の請求を棄却する。裁判費用は全額原告の負担とする」みたいなことを裁判長が言って終了です。他にあと2つの事件の判決言い渡しがありましたが、NHK党関係者は一斉に引き上げました。
エレベーターに乗って1階に移動するまでの間、
「予定通りの判決やね。そりゃ、そうよ。テレビの編集権の方がつよいもん」というようなことを立花さんが言いました。会見の時に僕が「知る権利の侵害ではないのか」と質問したのに対して立花さんは「いや」と短く否定して、国民の知る権利云々という話には乗ってきませんでした。それは、そういうことだったんだなあ、と思って「会見の時もそんなこと言ってましたね」と言ったら、「あ、そうや。この裁判は、村岡弁護士から言われて始めたんやったね」みたいなことも立花さんは言っていました。そういう経緯があったから当事者意識が少なかったのかもしれません。
テレビの編集権ってそんなに強いんですね。テレビってすごい特権が与えられてるんだなあ、と改めて思いました。NHKの職員で30代にして会長の側近だった立花さんは、このことを分かっていたのでしょう。
ただ、裁判で負けるのは分かっていて、その結果を利用して今後、なにか考えがあるような感じでした。じっくり腰を据えて話し込んだわけではないので、僕の感覚ですが、そういう印象を受けました。
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モリヤマ ヒデキ/歳/男
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