2023/7/24
「思わず暴露!? 岸田総理は憲法改正を本気でやろうとしているのか?」
これに関する記述は、本文の最後にあります。
浜田聡参議院議員私設秘書森山英樹です。
憲法審査会の議事録を読んで感想を書いてきました。
憲法審査会の議事録は第210回国会のものから読み始めました。去年の10月から今年の5月までのものを読んできたことになりますが、その結果「立憲民主党は問題政党である」と確信しました。
「立憲民主党は問題政党である」と主張すれば当然反対意見もあると思います。
まず、立憲民主党は多くの国会議員を擁する巨大政党です。2023年7月18日現在、衆議院95名、参議院議員38名の合計133名の議員が所属しています。
かたや私が支持し、浜田聡参議院議員が所属する政党NHK党(現政治家女子48党)は国会議員わずか2名の微少政党です。66.5倍もの差があります。
それだけ多くの国民が投票したのですから、立憲民主党を支持する人は多くいるはずです。
2023年7月NHKの世論調査によると立憲民主党の支持率は5.1%でNHK党の0.3%と比べて17倍もの支持を得ています。あら?議席数が66.5倍あるのですから支持率ももっと差があってもよいような気もしますが、不思議です。
いずれにせよ、多くの人がNHK党よりも立憲民主党に投票し、現在でも支持しているのですから、NHK党党員(私のこと)に「立憲民主党は問題政党である」と言われる謂れはない、という意見もあるはずです。
でも、多数意見が常に正しいとは限りません。
皆さんは本の中身を確認してから本を買いますか?すべての内容に目を通さず、世間の評判や表紙で判断して本を買うことは一般的に良く行われているはずです。そして、読んでみて「う~ん、表紙のイメージと違ったなあ」と思うこともあるはずです。
立憲民主党に投票したが、彼らの言動を見たら、イメージと違ったということはあり得ると思います。
そして、本の中身に相当する、国会議事録を読んで私は「立憲民主党は問題政党だ」確信するに至ったのです。
でも、それは私の意見であり、私の価値観によって判断された結果です。「0.3%しか支持していないNHK党を支持している人物の価値観だから、きっと世間離れした、非常識で、盲目的な価値観に違いない」と思う人もいるかもしれません。
ところが、私が読んできた「憲法審査会」の議事録を読むと、他党の議員の方も私と同じ感じ方、考え方をしてきたことが分かります。
他党の議員の方の立憲民主党批判につきましては、以前のブログでも紹介したことがありました。その後、あまりに立憲民主党の議論が酷いので、立憲民主党の発言を読むことをやめ、ブログでも取り上げることをやめました。
ところが、今回読んだ第211回国会 衆議院 憲法審査会 第10号 令和5年5月11日議事録では、相変わらず他党の議員に立憲民主党は批判、批難、攻撃されており、それがあまりに傑作だったので、紹介することに致しました。
立憲民主党にお伺いいたしますが、(略)議論の前提として、憲法を改正したくないというお考えがあるのではないでしょうか。
第211回国会 衆議院 憲法審査会 第10号 令和5年5月11日議事録日本維新の会岩谷良平議員
立憲民主党は、色々と理屈をこねていますが、結局のところ「憲法改正したくないんでしょ?」という、立民の本音をつく質問です。
「憲法改正をしたくないのだろう」と他党から思われている時点で立憲民主党の憲法審査会に臨む姿勢には問題があると思います。
日本国憲法が素晴らし憲法だとしても人間が作ったものです。改善の余地はあるはずです。しかも、作られたのが1946年です。社会の変化に合わせて憲法の内容を検討する必要もあるはずです。
憲法をより良いものにしよう、という意志がないと言うことは、日本をより良くしようという意志がないのと等しい、と私は考えます。
是非、しっかり衆参合わせて党内で議論し、十分に意思疎通を図ってから本審査会に臨んでいただきたい
第211回国会 衆議院 憲法審査会 第10号 令和5年5月11日議事録日本維新の会岩谷良平議員
立憲民主党は党内で意見をまとめずに憲法審査会に臨んでいるようです。それがもし本当であるなら問題です。
具体的なところでは次のような指摘がありました。
CM規制について、立憲民主党とほかの会派で大きな隔たりが幾つかありますけれども、中でも、表現の自由を過度に制約している規制が非常に気になります。例えば、放送CMのうち、投票を呼びかける勧誘CMについて、立憲民主党は主体を問わず全期間禁止としています。
第211回国会 衆議院 憲法審査会 第10号 令和5年5月11日議事録日本維新の会小野泰輔議員
「表現の自由を過度に制約している」とあります。立憲民主党が政権をとる社会には住みたくないと思いました。
そして、内容です。
「投票を呼びかける勧誘(略)全期間禁止」
これは憲法改正の国民投票に関するものです。主権者である国民が、日本国憲法下で初めて主権を行使する機会となる国民投票を周知する活動を、なぜ立憲民主党は禁止しようとするのでしょうか。多くの国民に自分たちの訴えが支持されないことを予測しているとしか思えません。
また、立憲民主党の発言に関して次のような指摘がありました。
奥野委員の御発言の中で、全国的な選挙困難事態というお言葉を何度か使われておられました。
ここでも何度も議論してきておりますが、私どもは、選挙の一体性が害されるほど広範な地域において選挙の適正な実施が困難というふうに理解をしております。必ずしも全国的な選挙困難事態ということではございません。
第211回国会 衆議院 憲法審査会 第10号 令和5年5月11日議事録公明党北側一雄議員
奥野さんは立憲民主党の中でもまともだなと期待していただけに残念です。前提条件を理解していなかったことが露呈しています。
「選挙の一体性が害されるほど広範な地域において選挙の適正な実施が困難」であって「全国的な選挙困難事態」ではないことは私ですら理解しています。奥野さんは会議に出席していて話を聞いていなかったのでしょうか。
ワザと間違えた解釈をしているのであれば問題ですし、もし本当に間違えた解釈をしていたのであればレベルの低さがうかがえます。
以上、立憲民主党に関することばかりを今回は記載してきました。この回の憲法審査会は、緊急事態における国会議員の任期延長に関する議論が煮詰まり、論点が明確になったため、次回は憲法学者を招いて話を聞こう、という回でした。そのため、今までの振返りが主であり、あまり進展がなかったため立憲民主党の憲法審査会に臨む姿勢をテーマとしました。その他、興味深かった点を2点ご紹介します。
自衛隊は戦力ではないとする解釈を前提に進めることは(略)長年引きずってきたこじつけを固定化させることにもつながる
第211回国会 衆議院 憲法審査会 第10号 令和5年5月11日議事録国民民主党玉木雄一郎議員
「こじつけ」と玉木さんは言っていますが、嘘つき国家の象徴のように私は思います。
自衛隊がいるのに軍隊はもっていないと説明し、ソープランドがあるのに売春は禁止されていて、街のいたるとこにパチンコ屋があるのにギャンブルは禁止されている。
こんな状態では屁理屈ばかりをこねる国民性を育むことにならないか心配です。
また、次の発言にも目を引きました。
岸田総理が掲げておられる発議のスケジュールに合わせ、必要な検討に我が党として真摯に取り組んでいくことをお誓い申し上げ、私の発言といたします。
第211回国会 衆議院 憲法審査会 第10号 令和5年5月11日議事録日本維新の会小野泰輔議員
岸田さんって憲法改正発議のスケジュールを掲げていたのでしょうか?全然知りませんでした。慌てて検索しました。
憲法改正案について「できるだけ早く発議し、国民投票に結びつけていく」と語った。
岸田首相、憲法改正「早期に発議」 自衛隊明記など
2022年7月11日 日本経済新聞
国会での憲法改正発議の時期など、具体的なスケジュール感については明言を避けた。
岸田首相、憲法改正は「先送りできない課題」 衆院予算委
2023年5月24日産経新聞
表だっての表明はされていないようです。これって小野さんの暴露じゃないでしょうか。岸田さんって憲法改正発議のスケジュールを掲げているんですね。
そうかあ、岸田さんは、憲法改正を本気でやろうとしているんですね。
「来年の通常国会で憲法改正の発議を行い、国民投票と衆院選との「ダブル選」
そんな情報が月刊正論8月号「連載永田町事情録⑥終わりの始まり」に書かれていました。俄にこの情報の信憑性が上がったように感じます。
・・・・
議事録を確認したところ、「総裁任期中に憲法改正を行う」と発言したことを小野さんは指摘したようです。スケジュールというよりも漠然とした目標だと私は感じました。なんだ・・・
該当部分を添付します。
138 馬場伸幸
(略) 総理も、総裁任期中に、すなわち来年の九月までに憲法改正をやるということを再三再四明言をされておられます。ゴールデンウィーク前にも自民党の憲法改正実現本部に出席をされて、憲法改正に対する意気込みを語られたという報道もございました。
実務的な話として、来年の九月までに憲法改正の国民投票をやるということになりますと、これは国会発議してから運動期間が六十日から百八十日要ることになります。したがって、九月までに国民投票をやるという逆算をしていけば、遅くとも来年三月から来年の七月までに発議は行わなければ国民投票ができないということになるわけですけれども、このタイムスケジュールで憲法改正議論、進めろという、岸田総理、意気込みはございますか。
139 岸田文雄
まず、私自身、自民党の総裁選挙を通じて、任期中に憲法改正を実現したいということを申し上げてきました。憲法改正は先送りできない課題であり、こうした考え方、これはいささかも変わりはないということは申し上げさせていただきます。
そして、今、憲法改正については、衆参両院の憲法審査会において議論を深めていただいている、このことは、活発な議論、大いに歓迎したいと思うところです。
ただ、それ以上、具体的なスケジュール、日程等において内閣総理大臣の立場で申し上げるということは、これは国会の立場、秩序の関係から、控えなければならないものであると考えております。
最終的には国民の皆さんに御判断される、こうした課題であります。その発議に向けて、与野党の枠を超えて積極的に議論が進む、行動がなされる、こうしたことを心から期待したいと思っています。
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モリヤマ ヒデキ/歳/男
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