2023/7/12
絶望的 「移民政策」に関する記事を読んだ
浜田聡参議院議員私設秘書森山英樹です。
「移民問題」に興味をもち、関連する記事や書籍を読んでその内容や感想をここのブログで紹介しています。
今まで学んだことは、まず、日本は移民政策をとっていない、ということです。しかし、事実上、移民受け入れに舵を切っており、それは既定路線になっているというのです。
いつ、どの政権の時にそんなことが起きたのだろう、と不思議に思っていました。
今回、月刊正論7月号 評論家中野剛志さんの記事「本来の保守なら社会的自死に反対を」という記事を読んで、その疑問が解消しました。
二〇一八年六月、安倍晋三政権は、二〇一九年四月から一定の業種で外国人の単純労働者を受け入れることを決定し、一八年十二月、出入国管理法改正案が成立した。こうして、我が国が本格的な移民政策へと舵を切ったのである。
月刊正論7月号 「本来の保守なら社会的自死に反対を」評論家中野剛志より
2018年に安倍政権が決定した政策だと言います。この年に私は脱サラをして、時間が出来たので虎ノ門ニュースなどネットのニュース番組を見るようにしていましたが、当時、移民に関して問題意識を持った記憶がありません。
個人的には2017年にはJMIPという外国人患者受入れ医療機関認証制度の認証を取るための仕事をしていました。経済産業省や観光庁のレクチャーを聞いて、インバウンドで外国人観光客を呼び込み、日本は観光立国で儲けていくんだ、という政府の方針を知りました。「へー、凄いな」と当時は思っていました。外国人旅行者と移民は違いますが、外国人を日本に呼び込もうという点では方向性は一緒かもしれません。この頃も、特に悪いことだとは思いませんでした。むしろ、良い政策だと思っていました。
しかし、既にこの頃は、ヨーロッパで移民の受け入れが失敗であったことが報告されていたと言います。その代表が「西洋の自死」というタイトルの本です。
移民の受け入れが日本社会にとってマイナスになることが欧州の事例から予想できるのになぜその政策を進めるのでしょう。
私は今まで調べてきた結果、移民受け入れ拡大は、雇用者側、官僚、マスコミ、左派勢力が賛同しているため、止めることが難しいだろう、と感じるようになりました。
その思いは中野さんも同じようです。記事の最後は次のように締めくくられています。
もはや西洋に続いて日本も「自死」へと向かうことは避けられまい。
このような悲観的な見通しは、不愉快かもしれないが、仕方あるまい。世の中には、取り返しのつかないことというものがあるのだ。
月刊正論7月号「本来の保守なら社会的自死に反対を」評論家中野剛志より
絶望的な気分になる文章です。でも、移民受け入れ拡大勢力は上記のものの他に、保守政党、リベラル政党も加わると中野さんは解説しています。
ご興味のある方は中野さんの記事を読んでいただきたいと思いますが、なるほど、と納得できるものでした。
「なるほど」と納得できるということは、移民受け入れ拡大の流れは止められない、という絶望的な展望になるということです。
ここで話を終えてしまうと、夢も希望もありませんので、有効な対策として中野さんが書いていた部分を紹介します。
移民に依存しないで、少子化問題や人手不足問題を解決するには、どうしたらよいのだろうか。
人手不足であれば、企業は、賃金を上げて人手を確保すればよいのである。それでも不十分であれば、従業員に人材教育を施して、労働生産性を上げることも重要である。さらには、設備投資や技術開発投資を行って生産性を向上させるという方法もある。昨今、発達が著しいAI(人工知能)やロボットの導入は、人手不足問題の解消に大きく寄与するだろう。こうして賃金が上がり、また積極的な設備投資によって経済が成長し、雇用が安定すれば、結婚・出産・育児が容易になり、人口減少に歯止めがかかるであろう。
(略)政府が民間企業の投資を促進すべく財政支援を行なったり、あるいは、政府自ら人材投資や技術開発投資を行なったり、生産性を向上させるための大規模なインフラ投資を行なったりすればよいであろう。
月刊正論7月号「本来の保守なら社会的自死に反対を」評論家中野剛志より
私たち国民に出来ることは、こういう政策を訴える政治家を応援することかなあと、読んでいて思いました。
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モリヤマ ヒデキ/歳/男
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