2022/6/28
「風力発電を地域から考える全国協議会」さんからアンケートが届き、回答をNHK党へ提出しました。党からは受理の御返事が来ました。
「NHK党は自由を大事にしています 選挙に向けて党に寄せられるアンケートへの対処方法について」
浜田聡参議院議員がこちらの動画で語られている方針に則り、政党アンケートの回答理由を記載します。
浜田聡参議院議員私設秘書の森山英樹と申します。
■エネルギー政策・風力発電施設に関する質問
(質問1)エネルギー政策は国の根幹にかかわるものです。風力発電についての考え方を質問します。
もっとも近いものを選んでください。
①再生可能エネルギーとしての風力発電の導入は、積極的に行うべきだ。
②風力発電の導入に関して、環境負荷や住民合意をみながら、慎重に行うべきだ。
③風力発電の導入に関して、日本という狭い国土や風況を考えると、別の再生可能エネルギーに力をいれるべきだ。
⑤再生可能エネルギーよりも、火力発電により安定した電源を確保するべきだ。
⑥その他( )
選択した回答の理由を教えてください。
「エネルギー政策は国の根幹にかかわるもの」という意見には賛成です。先の大戦のきっかけの1つがエネルギー問題とも言われています。また、今回のロシアによるウクライナ侵略について、ロシアからのエネルギー輸入に依存していた国は、対ロシア制裁に強く出ることができなかったことなどが報じられています。
石油を輸入に依存している日本にとって、様々なエネルギー源の開発に注力すべきと思います。一方、再生可能エネルギーに関しては太陽光発電の不都合な点が様々に最近指摘されています。実用してみて分かるマイナス面もあると思います。風力発電の風車が航空自衛隊のレーダーに影響を及ぼす懸念が浮上していることも報じられています(2022/06/11 The Sankei News)。
原子力発電により安定した電源を確保しつつ、より安全かつ効率的な発電方法を模索していくのが良いと考えます。
公開質問状(続き)
(質問2)風力発電を導入する場合、環境アセスメントの手続きにより、環境負荷を低減した開発が求められます。現在の環境アセスメントは事業者が自主的に行うもので、行政は助言するだけ、市民は意見を述べるだけで、強制力はない制度となっています。アセスメントについて、質問します。
もっとも近いものを選んでください。
①現状のアセスメントには全く問題がなく、特に見直しは考えていない。
②現状のアセスメントは手続きに時間がかかる。もっと簡略化するべきだ。
③現状のアセスメントでは十分に環境に配慮したものと言えない、見直しが必要だ。
④風力発電の環境負荷は高すぎる、別の再生可能エネルギーに力をいれるべきだ。
選択した回答の理由を教えてください。
NHK党は、規制改革を進め自由市場による経済発展を目指しています。一方、4つの基本政策を置いています。「NHK問題(情報)」「経済」「外交・安全保障」「エネルギー」です。エネルギー問題は、国家運営に欠かせない重要事項だと考えています。また、上述のように航空自衛隊のレーダーに影響することも懸念されているように安全保障に関わる問題であれば、ある程度、行政が介入できるよう見直しが必要かと思います。逆に風力発電の有効性、安全性が確立してきたら簡略化することも検討すべきと思います。完璧な制度は存在せず、状況の変化にも対応すべきと考えますので、常に見直しし続けることは必要だと考えています。
(質問3)風力発電施設から発生する騒音・低周波音の扱いについて、現状に課題があるという指摘があります。
もっとも近いものを選んでください。 (なおこの質問に関して文末に補足を記載しました。)
①現状の騒音に関する基準・低周波音に関する評価手法は全く問題がなく、特に見直しは考えていない。
②現状の騒音に関する基準・低周波音に関する評価手法は厳しすぎる。もっと緩和するべきだ。
③現状の騒音に関する基準・低周波音に関する評価手法は十分に健康影響に配慮したものと言えない、見直しが必要だ。
④風力発電では騒音に関する基準・低周波音に関する評価手法の問題があるため、別の再生可能エネルギーに力をいれるべきだ。
選択した回答の理由を教えてください。
「風力発電施設から発生する騒音に関する指針について」にもあるように「風力による発電は、大気汚染物質や温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることからエネルギー安全保障にも寄与できる重要なエネルギー源の一つ」と考えていることから④は除外しました。物事で「全く問題がない」ということもないと考えますので①も除外。③が近しい考えですが、「健康影響に配慮したものと言えない」とは言えないので除外。風力発電特有の騒音問題の調査研究を続け、周辺にいる方への影響を極力抑えられるよう、技術の更なる発展を希望致します。
公開質問状(続き)
(質問4)風力発電施設が鳥類など自然環境に影響を与えるという指摘があります。
もっとも近いものを選んでください。
①鳥類など自然環境に対する現行の対策・基準は全く問題がなく、特に見直しは考えていない。
②鳥類など自然環境に対する現行の対策・基準は厳しすぎる。もっと緩和するべきだ。
③鳥類など自然環境に対する現行の対策・基準は十分に自然環境に配慮したものと言えない、見直しが必要だ。
④風力発電では自然環境に対する影響があるため、別の再生可能エネルギーに力をいれるべきだ。
選択した回答の理由を教えてください。
質問3の回答と考え方は同じです。
(質問5)風力発電施設の景観への影響について、現状に課題があるという指摘があります。
もっとも近いものを選んでください。
①現状の景観に関する基準は全く問題がなく、特に見直しは考えていない。
②現状の景観に関する基準は厳しすぎる。もっと緩和するべきだ。
③現状の景観に関する基準は十分に住民や観光に配慮したものと言えない、見直しが必要だ。
④風力発電では景観に関する問題があるため、別の再生可能エネルギーに力をいれるべきだ。
○ ⑤その他( )
選択した回答の理由を教えてください。
質問3の回答と考え方は同じです。
公開質問状(続き)
(質問6)風力発電施設の開発は陸上風力発電、洋上風力発電ともに日本海側などの風況のよい地方に過剰集中し、
大都市送電する状況が予想されます。特に洋上風力発電について、離岸距離が近すぎて、沿岸漁業や住民生活への影響も懸念されています。
もっとも近いものを選んでください。
①特定の地方に負荷が集中するのは問題だと思わない。
②地方経済のために、もっと積極的に風況のよい地域で開発を加速するべきだ。
③特定の地方に集中しすぎるのは課題が大きい、見直しを検討するべきだ。
④風力発電では特定地域に集中しすぎる問題があるため、別の再生可能エネルギーに力をいれるべきだ。
選択した回答の理由を教えてください。
NHK党は「政策4 安全かつ安定的なエネルギーの確保」を掲げており、エネルギー政策に関しては関心を寄せています。一方、2019年に国政政党となった政党であり党首以下国政経験のないものの集まりです。専門知識やマンパワーは発展途上です。党としてレベルアップする上でNHK党政調会長で参議院議員の浜田聡が実践しているものに、「諸派党構想政治版」というものがあります。これは国会議員の一議席の持つ力を積極的に活用していこう、というものです。
「風力発電に関する地域の問題を考え」活動されている方たちの声が国政に直接届くことがよりふさわしいと考えています。
NHK党浜田聡参議院議員が推進している「諸派党構想政治版」というプロジェクトはそれを可能にするものです。
もしご関心ありましたらリンクをクリックして関連情報をご確認下さい。
■低周波音による人体への影響全般に関する質問
(質問7)低周波音による人体への影響については、風力発電施設に限らず、以前から指摘もあります。例えば、「低周波音被害について医学的な調査・研究と十分な規制基準を求める意見書」2013年12月日本弁護士連合会があります。
もっとも近いものを選んでください。 (なおこの質問に関して文末に補足を記載しました。)
①低周波音の人体への影響の評価等に問題があるという認識はない。
②低周波音の人体への影響についてはむしろ過剰な面もあるため、もっと緩和するべきだ。
③低周波音の人体への影響については、十分に調査が行われていないという認識だ、調査や見直しも必要だ。
選択した回答の理由を教えてください。
質問6の回答と同じ
公開質問状(続き)
■再生可能エネルギーと地域共存のためのゾーニングに関する質問
(質問8)再生可能エネルギー導入が先行している欧州では、ゾーニングという考え方で、住民との共生を図る政策にも力をいれているという指摘があります。
もっとも近いものを選んでください。 (なおこの質問に関して文末に補足を記載しました。)
①日本の風力発電施設設置においてゾーニングが必要とは考えていない。
②日本の風力発電施設設置においてゾーニングを導入すると、事業者には厳しすぎる面もあるため、もっと緩和するべきだ。
③日本の風力発電施設設置においてゾーニングという手法が十分に取り入れられていない、調査や見直しが必要だ。
〇 ④その他( )
選択した回答の理由を教えてください。
質問6の回答と同じ
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モリヤマ ヒデキ/歳/男
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