2025/9/1


酷暑の首都圏を駆け抜け、横山裕が24時間テレビの「子ども支援マラソン」(走行距離105キロ)を完走した。ゴールは両国・国技館。最後の300メートルはSUPER EIGHTの4人が伴走し、テープは一人で切る演出。募金は目的別の「マラソン子ども支援募金」として子ども支援に全額充当され、番組終了時点の総額は7億0040万8600円に到達した。

今年のチャリティーマラソンは、横山自身の生育体験(シングルマザー家庭、弟が児童養護施設で過ごした時期がある)を背景に、目的別募金「マラソン子ども支援募金」を新設。寄付金は全額、児童養護施設や食事・学習・居場所の支援など、経済的支援を必要とする子どもたちに充てられる。番組内・公式サイト・QRから受け付け、横山の走りとともに可視化された“使途が見える募金”だった。

走行距離は105キロ。スタートは8月30日20時11分、スターターは中学時代からの盟友・相葉雅紀。「頑張りすぎずに、頑張って」と声を震わせ激励。ゴールは8月31日20時45分、両国・国技館に到達した。

24時間テレビのマラソンは安全上の理由から詳細ルートは原則非公開。今企画も例外ではなく、公式に明かされているのは「ゴール=両国・国技館」。放送上は複数の休憩所と区間中継が設けられ、87キロ地点の休憩所で“横山会”がサプライズ応援。残り300メートルからSUPER EIGHTの4人(村上信五・丸山隆平・安田章大・大倉忠義)が伴走して国技館入り、テープは横山が単独で切った。

横山は両手を掲げてゴール。実はこのポーズ、SixTONES・松村北斗から「マツケンサンバ『オレ!』でゴールして」と冗談交じりに託された“約束”の実行だった。横山は到着直前にその約束を思い出し、実行。後に生放送の『Golden SixTONES』で「なんで忘れてんねん!」と松村にツッコミ、約束の経緯を笑顔で語った。
ゴール後、「皆さんのおかげで完走することができました。本当にありがとうございます」と涙ながらに感謝。途中で何度も“お母さん”が浮かんだことにも言及し、「色んな方々のおかげで乗り越えることができました」と振り返った。ステージではSUPER EIGHTが、横山の母への思いを込めた「オニギシ」を歌唱し、横山は「勝手なことすんなよ!」と照れながらも笑いを添えた。
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「マラソン子ども支援募金」は放送中、逐次テロップ等で可視化され、エンディングで総額7億40万8600円に到達したと発表。子どもたちの食・学び・居場所支援や児童養護施設等に全額充当される。紙面・ネット報道でも同水準が確認できる。
今年のテーマは「あなたのことを教えて」。オープニングは氷川きよしの「サライ」独唱で開始、総合司会は上田晋也・羽鳥慎一・水卜麻美。タイムテーブルには「20:00ごろ 横山裕が走る!子ども支援マラソン スタート!」が明記され、メイン会場は両国・国技館。マラソンの模様は随時中継され、エンディングは出演者全員で「サライ」を歌唱した。

横山はスタート前、「僕自身、シングルマザーで育って。弟も施設にお世話になったり…皆さんの背中を押せるように頑張って走ります」と語った。事前取材では強化合宿の過酷さに「心が折れる音が2、3回した」と吐露しつつ、「完走しきるという思い」を支えに。「やす子」からは「疲れたら中継無視しても大丈夫」と実務的助言も。自らの生い立ちの可視化と子ども支援の啓発を目的に大役を引き受けた経緯が読み取れる。

最後の休憩地点では「もうやります。完走します…やったらやれるっていうところを見せます」と気力を絞り出し、「走りながら何度もオカンが浮かんできた」とも明言。弟たちが過ごした児童養護施設を約20年ぶりに訪ね、先生の日誌から、テレビで兄を見て「きみ兄ちゃんだ」と小さくつぶやいて喜び、会えずにホームシックになった夜があったこと等を知って涙した—この再確認が“走る意味”を腑に落とした、とされる。
“横山会”の後輩5人、WEST.(濱田崇裕・桐山照史・小瀧望)とAぇ! group(小島健・佐野晶哉)が87キロ休憩所に集結して激励。「辛さを見せない人だから僕らの前ではリラックスを」(濱田)、「無理せず、カッコいい背中で駆け抜けて」(桐山)。なにわ男子(大橋和也・藤原丈一郎)は仙台公演で不参加もエールを託した。終盤はSUPER EIGHTの4人が国技館直前で合流し、伴走で背中を押した。

SNS上では「最後まで夏の締めくくりに見ていた。無事ゴールできて良かった」「メンバーの笑顔の出迎えに救われた」といった好意的反応が可視化。一方、かつての定番だったZARD「負けないで」の合唱演出が今企画でも入らなかった点に“違和感”の声も一定数。「24時間マラソン=負けないで」という刷り込みがなお強いことが背景にある。各社のYahoo!掲出記事コメント欄でも、称賛と演出への賛否が混在したと指摘される。

スターターの相葉雅紀は「頑張り過ぎずに、頑張って!」と涙ぐみながらエール。兄弟の過酷な生い立ちVTRに言葉を詰まらせる場面も報じられた。レジェンドランナーの萩本欽一は「頑張んなくていいんだぞ、ゆっくりいけよ!」とテレビ生登場で激励。終盤にはSixTONESの番組で“約束のポーズ”の種明かしとなり、世代を超えた温かい連環が示された。

1981年5月9日生まれ、大阪府出身。血液型A型。STARTO ENTERTAINMENT所属、SUPER EIGHTのメンバー。俳優・MCとしても幅広く活動。グループは2024年に関ジャニ∞から現名称へ改名。今回の番組を通じ、母の病と死、異父弟2人が児童養護施設で過ごした時期、家計を支えるため中卒で現場就労しながらJr.活動を続けた過去などが改めて可視化された。

「横山裕が余命宣告…」といったSNS動画やまとめブログの見出しが散見されるが、今回の放送・主要メディア一次報道・所属公式いずれにも、その種の“公的発表”や“裏付け情報”は確認できない。むしろ、健康状態に関する不確かな憶測を煽るコンテンツが存在すること自体が問題であり、信頼できる一次情報の欠如を踏まえれば“真偽不明のデマ”として扱うのが妥当である。根拠のない健康不安を流布する投稿や動画への注意が必要だ。
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今回個別の出演料は公式に公表されていない。過去には、2013年に日本テレビが「24時間テレビ」のメインパーソナリティーであった嵐への“高額ギャラ支払い”報道を公式に否定し、「ボランティアで務めていただいております」と説明している。番組内でも、芸人が「ギャラちょうだいな!」と笑いを誘い、即座に「全部募金します」とオチをつける一幕があったが、これは演出上のやり取り。一般論として、チャリティー番組における出演・制作体制や対価の扱いは多様だが、24時間テレビに関しては個別の金額や契約は非公開であり、推測での断定はできない。
番組全体の歴代寄付金総額は公式に公開されており、直近公表値は449億1724万7807円(2025年5月31日現在)。目的別募金の導入やオンライン寄付の整備により、募金参加の敷居は下がっている。横山の「マラソン子ども支援募金」は、その可視性とストーリー性の点で象徴的な試みとなった。
今回、横山の走りに明確な「社会的目的」と「個人的物語」の両輪が与えられていた点は重要だ。目的別募金で“何のための寄付か”を明確にし、本人の原体験をVTRと現場の訪問で時系列に“見える化”する。最後に掲げた約束のポーズは、過酷な挑戦の果てに、後輩との小さな冗談がちゃんと残っていることを示すユーモアの灯でもあった。涙と笑いを同時に回収したゴールは、チャリティーの「顔」として十分に説得的だった。



過去1ヶ月 2025/08/01-2025/09/01
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ハヤミズ ハジメ/41歳/男
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