2025/8/22

サントリー「DAKARA」のCMで「余分三兄弟」の糖分役として多くの人に愛され、NHK朝ドラ「ひらり」やタモリ倶楽部の空耳アワーでも活躍した秋田宗好さんが、所属事務所オフィスヤマジャムの発表により、7月17日に急性心筋梗塞のため逝去したことが明らかになりました。

秋田さんといえば、何といっても2008年に放送されたサントリー「DAKARA」のCMでの「余分三兄弟」の糖分役が印象的でした。塩分、脂分と共に体の余分なものを表現した個性的なキャラクターで、そのコミカルな演技は多くの視聴者の記憶に深く刻まれています。このCMは広告界でも高く評価され、2009年の第38回広告大賞でも取り上げられました。

「余分三兄弟」の糖分役は秋田さんの代表作となり、街で声をかけられることも多かったといいます。その飾らない人柄で、多くのファンに愛され続けていました。
秋田さんのエンターテインメント界での活動は早く、14歳の頃から「夕やけニャンニャン」の素人コーナー「飛んでニャンニャン」などの視聴者参加番組に出演していました。1989年の東宝映画「YAWARA!」で俳優として正式にデビューを果たし、その後長きにわたって活動を続けました。

若貴ブーム時代には相撲関連の作品に多数出演し、その熱意は並外れたものでした。NHK朝ドラ「ひらり」では梅十勝(竹田茂夫)役を演じ、1992年公開の映画「シコふんじゃった。」では秋田山役で出演。役作りのために体重を70kgから110kgまで2年間かけて40kg増量するという、まさに体を張った演技で話題となりました。
「千代の富士物語」「シコふんじゃった。」など、相撲に関わる作品での秋田さんの演技は、その真摯な取り組み姿勢とともに多くの関係者から評価されていました。
バラエティ番組での活動も印象深く、「タモリのスーパーボキャブラ天国」ではゲイ役で出演し、「タモリ倶楽部」の名物コーナー「空耳アワー」では映像出演を多数重ねました。その親しみやすいキャラクターは視聴者に愛され、番組の人気コーナーを支える重要な存在でした。

秋田さんの才能は俳優業にとどまりませんでした。ラジオの構成作家、イベントプランナー、広告プランナーとしても活動し、2003年の東京モーターショーCMコンテストでは監督作品で準大賞を受賞。また、株式会社J2FACTORYの代表取締役社長、オフィスヤマジャムの代表として事業面でも手腕を発揮していました。
秋田さんはコメディユニット「山田JAM子オムニバス」の構成演出も手がけており、エンターテインメントの世界で幅広い活動を展開していました。その多才さは業界内外から高く評価され、後進の指導にも熱心に取り組んでいたといいます。

関係者によると、秋田さんは非常に気さくで温かい人柄で知られていました。撮影現場では常に明るく、スタッフや共演者との関係も良好だったといいます。また、趣味のドラムやカラオケ、スポーツジム通いを通じて、私生活でも充実した日々を送っていました。
秋田さんのTwitterのプロフィールには「役者。たまに構成作家。まれにイベントや広告のプランナー。時々、商店街の広報。昔、余分三兄弟の糖分。」と書かれており、その多彩な活動と飾らない人柄がよく表れています。
所属事務所のオフィスヤマジャムは公式サイトで「俳優として多くの作品に出演し、また弊社代表としても尽力してまいりました秋田宗好が、令和7年7月17日、急性心筋梗塞のため急逝いたしました」と発表しました。突然の訃報に、芸能界からは驚きと悲しみの声が数多く寄せられています。
秋田宗好さんは、俳優として、そして一人の人間として、多くの人々に愛され、記憶に残る存在でした。「DAKARA」の糖分役で見せたコミカルな演技から、ドラマでの真摯な演技、そして事業家としての顔まで、その多彩な才能と温かい人柄は、これからも多くの人の心に生き続けることでしょう。
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ハヤミズ ハジメ/41歳/男
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