2026/8/5
「市民の皆さんからいただいた声を、国へ届ける。」
地方議員として活動する中で、私が大切にしていることの一つです。
本日、文部科学省を訪問し、教育制度について担当課の皆さんと直接意見交換を行いました。

今回のヒアリングは、私自身の疑問を解決するためだけではありません。
日頃から市民の皆さん、とりわけ保護者や学校関係者の皆さんから寄せられているご相談やご意見を踏まえ、
「国はどのような制度設計を考えているのか」
「見附市でも活用できる制度はあるのか」を確認するために実施したものです。
今回テーマとしたのは、
・学区の弾力化・学校再編
・スクールバス・遠距離通学
・地域学校協働活動・コミュニティスクール
・部活動の地域展開・地域クラブ
の4つです。
いずれも現在の見附市にとって重要なテーマであり、今後の教育環境を左右する課題でもあります。
学区は「国のルール」ではなく自治体の裁量
特に印象的だったのは、学区制度についての考え方です。
文部科学省からは、「学区制度を義務付ける全国共通のルールはなく、自治体が地域の実情に応じて運用している」という説明がありました。
一方で、児童生徒数の見込みや教員配置、学校規模への影響を考慮する必要があり、自由化だけが正解ではないことも理解しました。
また、学区を柔軟に運用する場合には、保護者だけでなく地域住民への丁寧な説明や合意形成が重要であり「なぜ変更するのか」という目的を明確にすることが欠かせないとの助言もいただきました。
通学支援には活用できる国の制度も
学校再編が進む中で、多くの方が心配されているスクールバスや遠距離通学についても詳しく伺いました。
見附市でも今年度は、今後進む統廃合による通学について検討をしている段階です。
文部科学省では、学校統廃合などに伴う遠距離通学を支援する補助制度があり、スクールバスの購入費や運行委託費などが対象になります。

さらに、学校再編が進む自治体では、スクールバスだけでなくタクシーや地域交通などを組み合わせた通学支援を検討している事例も紹介いただきました。
地域全体で子どもを育てる仕組みへ
地域学校協働活動やコミュニティスクールについては、「学校だけで子どもを育てる時代から、地域全体で支える時代へ」という考え方が印象に残りました。

地域住民や保護者、地域団体が学校運営に関わるコミュニティスクールと放課後子ども教室や地域活動を担う地域学校協働活動を一体的に進めることで、子どもの学びや体験、居場所づくりにつながるという説明を受けました。
見附市もこのコミュニティスクールは100%導入しています。

また、若い世代が地域活動へ参画する「ユースリーダー」の取り組みについても紹介いただき、地域の若者が学校教育に関わる可能性について意見交換を行いました。

見附市でも地域の人材を活かした新しい教育の形を考えていきたいと感じています。
部活動改革は「子どもの活動機会を守る」ため
部活動の地域展開についても、多くの学びがありました。
少子化や教員の働き方改革が背景にありますが、文部科学省では「教員の負担軽減だけではなく、子どもたちのスポーツ・文化活動の機会を将来にわたって守ることが最も重要な目的」であるとの考え方が示されました。

教員も兼職兼業制度を活用することで地域クラブの指導者として関わることができる仕組みや経済的に困難な家庭への支援、地域クラブの認定制度などについても詳しく確認しました。
見附市でも休日の地域展開が始まっていますが、今後は平日のあり方や地域人材の確保などが重要なテーマになっていくと感じています。
市民の皆さんの声を政策へ
今回改めて感じたのは、制度だけを知っていても、本当に必要な政策はつくれないということです。
現場で困っているのは市民の皆さんであり、学校に通う子どもたちや保護者の皆さんです。
だからこそ、皆さんからいただく一つひとつの声が、より良い政策づくりの出発点になります。
学校再編、スクールバス、学区、部活動、子育て、教育環境などについて、
「こんなことに困っている」
「こうしたらもっと良くなるのでは」
「他の自治体で良い取り組みを見た」
というご意見がありましたら、ぜひコメントやメッセージでお寄せください。
これからも市民の皆さんの声を国の制度と結び付け、見附市に活かせる政策として形にできるよう、現場・市・国をつなぐ架け橋として活動を続けてまいります。
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ホーム>政党・政治家>五十嵐 りょう (イカラシ リョウ)>【見附市】市民の声を国へ。文部科学省で教育制度を学び、見附市の未来につなげる